【津島市立東小学校】スマートフォンに使われない!幸せになる使い方をしよう

画像1 画像1
 本校の5年生児童のおよそ半分くらいの児童が、スマートフォンやタブレットPCを持っています。今後、所有する児童の数が、ますます増えていくことは、容易に想像することができます。
 スマートフォンは、メールをはじめとしていろいろな連絡が手軽にでき、日々の生活の中でとても役に立っています。しかし、その反面、友達とのメールのやりとりで問題が生じたり、トラブルに巻き込まれたりはしないだろうかという心配もされます。ただ、これからの情報社会において、スマートフォンは、大変便利なツールとして、ますます活用されることが考えらます。
 そこで、5年生児童に、「東っ子に今、学んでほしい『情報モラル教育』」と題して、文部科学省のパンフレットの内容を中心に、スマートフォンの利用についての学習をしました。何らかの事件に関与したり、巻き込まれたりしたときに、誰が悲しむことになるか、それを具体的な事実をもとに話しました。ポイントは、次の四点です。
1 相手の気持ちを考えて、コミュニケーションを取ろう。
2 個人情報は、インターネットに載せないようにしよう。
3 スマートフォンやインターネットに、夢中になり過ぎないようにしよう。
4 他の人を傷つけたり、権利を侵害したりしないようにしよう。
 授業後の児童からは、「スマートフォンは、便利な道具です。でも、使い方によって、危険な目に遭うこともある。上手に使っていきたいと思います」「スマートフォンは、使い方を間違えると、凶器になってしまうので、学んだことを生かしていきたいです」というような感想が出されました。
 いかなる道具も人を幸せにするために発明されたはずです。つまり、使用する人間の「良心」=「モラル」が求められます。今後、児童たちだけでなく、保護者向けにも情報モラル教育の実施をしていくことが必要であると考えています。