【江南市立古知野南小学校】自分の役割を果たす(6年)

 6年生で、「子ども会のキャンプ」という教材を通して、自分の役割を理解し、責任を果たすことの大切さについて考えました。
 炊事をしているときに、班員がカレーをこぼしてしまった場面で、「班長を任されている主人公と同じ立場であったら、どのように行動しただろうか」と問い、班員に詰め寄られる場面を劇化しながら考えていきました。児童は、「他の班に、分けてもらえないか、お願いしにいく」「まず、カレーをこぼしてしまった班員が心配だから、優しく声をかける」「班員と相談をして、カレーをもらうか、ご飯だけで食べるかを決める」など、自分なりの役割の果たし方について意見を発表しあいました。
 授業では、最高学年として任されている役割を振り返り、「通学班の班長として、班員の意見をしっかりと聞いてまとめていきたい」「みんなが楽しく生活していける委員会活動を工夫していきたい」など、役割を自覚し、学校生活を充実させる「よろこばせごっこ」をしたいという気持ちも高まっていました。
 夢やあこがれをふくらませ、「なりたい自分」「よりよい自分」を目指す児童の育成に取り組む本校は、児童一人一人の心に響き、伸ばしたい自己を深く見つめる道徳科授業の在り方を探求していきたいと考えています。
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