【新城市立八名小学校】八名っ子トークを取り入れて

 本校では、1.発表(自分の考え)、2.質問・感想、3.振り返り、4.まとめ・判断という四つのカップを使った「八名っ子トーク」(グループトーク)を、朝の会、教科の学習、学級活動など多くの教育活動の中に取り入れています。
 「八名っ子トーク」を取り入れた4年生の道徳科、資料「分けへだてなく〜いじりといじめ〜」の実践を紹介します。導入では、資料を読む前に「いじり」と「いじめ」の違いについて全体で話し合いました。「いじり」は、軽いノリであること、「いじめ」は、暗く悲しい思いをするなど「いじり」と「いじめ」には、はっきりとした違いがあると、どの子も考えていました。資料を読み、もう一度考えました。そして、「八名っ子トーク」で、自分の考えを発表します。質問・感想のカップを持ちながら、「ぼくも笑われたことが・・・」という素直な言葉を聞くことができました。小グループだからこそ聞くことのできる話でした。振り返りでは、友達のよい考えを認めたり、自分の考えを見直したりします。最後に司会者が、グループの話合いのまとめをしました。
 授業の後半、「いじり」と「いじめ」は、どこが違うのかについて、全体で話し合いました。「いじり」と「いじめ」は同じ、「いじり」が「いじめ」になる可能性があると考えることができました。
 「いじり」と「いじめ」について、親子でも考えてほしいと思い、授業後の感想を学級通信で紹介しました。

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