【安城市立篠目中学校】赤ちゃん先生から学ぼう 〜「赤ちゃんとふれあう会」を通して〜

 本校2年生は、立志に向けた取組の一環で、「赤ちゃんとふれあう会」を行いました。総勢130組を超える赤ちゃん親子に協力をしていただき、命の尊さなどを学びました。
 「赤ちゃんとふれあう会」は、まず、グループ内での自己紹介から始めました。初めはちょっと緊張気味だった生徒たちですが、お母さんの手ほどきを受けながら自分の手で赤ちゃんを抱かせてもらったり、お母さん方が妊娠中に感じていた思いなどを聞いたりする中で、表情がしだいに穏やかになっていきました。中には、お母さんの気持ちを聞いているときに、目にうっすらと涙を浮かべている生徒もいました。きっと目の前にいるお母さんの思いが入れられた言葉を、自分自身の家族の思いと重ね合わせて聞いていたのではないかと思います。
 会を終えた生徒の感想には、以下のようなものがありました。
 「赤ちゃんはとてもかわいく、とても柔らかかったです。でも、ギュっとしたら壊れてしまいそうな怖さもありました。実際にだっこさせてもらったとき、手から伝わってくる命の温かさを感じました」「ぼくも14年前には赤ちゃんでした。今でははっきりと覚えていないけれど、きっとたくさんの人たちに支えてもらって育ってきたんだと思います。そうやって育ててもらったことに感謝し、この大切な命をこれからもずっと大切にしていきたいと思います」
 この会のために、安城市保健センター並びに安城市社会福祉協議会のみなさん、地域や保護者のボランティアのみなさんには、一方ならぬ御支援をいただきました。

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