【知多市立中部中学校】チェスト 西郷どんに学ぶ江戸時代は士農工商という身分制度があり、婚姻は親が取り決め、貧しい家の娘は身売りされている世の中でした。この時代には人権という概念はありません。しかし、現代において人権は、人種や民族、性別を超えてすべての人に認められる基本的な権利であり、人間らしく生き自己実現する権利を有する。幸せに生きるためのものである。君たちの身近でこれを壊すのはいじめである。 また、新政府の土台を作り上げ支えてきた人物に大久保利通がいます。幼なじみであり、西郷隆盛と切磋琢磨し明治の世の中へと切り開いていきました。自分のためでなく、国のためという考えを貫いた人です。互いに新しい国日本を憂い行く末を案じていく中で、思想の違いから敵味方となり西南戦争で戦死する西郷。翌年、暗殺される大久保卿。お互いが困ったときにそっと手を差し伸べ合える仲。歴史は非情であるが、互いの違いを認め合えたからこその親友でもある。他人と比較することで心に歪みが生じ、ねたみ、蔑み、恨みへとつながっていく。あなたはあなた、ひとはひと。それでいいのです。 行事を通して、随所で中部中の伝統を繋ぐ姿が見れました。自らの成長を感じ、誇りに思ってほしい。今後も時間を大切にし、健康に気をつけましょう。 |