【春日井市立神屋小学校】 地下道清掃

 神屋小学校では、毎月、第1土曜日に地下道清掃を行っています。「地下道清掃」のボランティア活動は、昭和60年に始まりました。昭和59年に新しい国道19号線(バイパス)が開通したために、本校の児童の通学路が分断され、安全のために地下道が建設されました。そこで、通学路として利用している本校の児童が、毎月「地下道清掃」を始めるようになりました。子供たちが、「地下道清掃」ボランティアに参加することは、地域奉仕や交通安全教育などの意義が大きいと考えています。PTA補導部のみなさんにもいつも協力いただき、子供たちの活動が安全に意義深く行われています。
 清掃しているとき、地域の方から「ありがとう」と声をかけていただいたり、地下道にごみを捨てる人が年々少なくなってきたりして、三十数年続けている活動が確実に実を結んでいます。また、今年度は、長年の美化・愛護運動の推進に多大な貢献をしたということで、国土交通省中部地方整備局より感謝状をいただき、さらなる励みになりました。
 壁面には卒業生による楽しい絵が描かれたこの地下道を、地域の生活道路としてだけでなく、地域の象徴として、これからもみんなで大切にしていきたいと思います。

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