【大府市立大府西中学校】 心と体の健康を考える

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 本校では、生徒・PTA・保護者・教師を対象にして、学校保健委員会を、毎年2回行っている。
 1回目は、あいち健康プラザの医師を迎えて、「がんについて知ろう〜がんを予防するには〜」を行い、「がん」の基礎知識を習得し、生活の中での予防方法について学んだ。この学習を通して生徒は、「がんは、予防や治すことができないと思っていたが、食事や運動を見直したり、早期発見で予防をしたり、治したりすることができることが分かった」「自分の身近な人が、がんになったらと考えると他人事ではなく、とても大変なことだと思った。今日の話は、自分以外の人にも役に立つと思ったのでよかった」など考えを深めることができた。この学習を通して、「がん」という病気に関心をもち、改めて自己の健康と命の大切さについて気づくことができた。
 2回目は、本校の心の相談員とスクールカウンセラーが講師とし、「あなたのハートを応援します」を行った。お二人の方からは、人とのコミュニケーションについて学び、困ったことや悩みを解決していく方法を学んだ。本校生徒のアンケート内容への悩み相談のアドバイスもあり、生徒たちは自分の心と重ね合わせながら考えることができた。また、身近に相談員がいることへの安心感も高まった。さらに、保健委員会からは、友達との関わりで困ったときのコミュニケーション対応方法について、寸劇を入れた分かりやすい発表があった。様々な対応法があったので、日常の生活に生かすことができたり、共通認識を高めたりすることができた。
 これらの活動を通して、心と体に関する正しい知識を習得し、今後も、健康で楽しく安心した生活を送ることができるようしていきたい。