【豊田市立九久平小学校】スマートフォンはモラルある人が使うもの劇は、下校途中の主人公である少年が学校にスマートフォンを持って行ってしまったことを明かす場面から始まりました。帰宅後、どの家庭でもありそうな母親とのやりとりがあった後、同級生の少女が訪問する場面へと展開しました。 少女は、スマートフォンでゲームをしていることを自慢しつつも、昨夜は、深夜までゲームに没頭したことで、とても眠いということを訴えていました。それに対して、少年は、自分としてはもっとスマートフォンで遊びたいけれど、「スマートフォンは、夜9時まで」という親との約束を守っていると話していました。 2人が会話しているところへ少年の母親が登場し、SNSなどスマートフォン上に現れる見ず知らずの人や、その連絡先に連絡を取ったりすると犯罪に巻き込まれる危険性があるので、絶対にそのようなことがないようにと諭していきました。更に、母親は、ひぼう中傷するようなやりとりがいじめであることや、長時間使用すると健康への弊害になることなどについても教えていました。 全体を通して一般的な小学生の日常生活の一端を描いた演出で、劇中に自然と引き込まれ、情報モラルについて理解していく子供たちの様子が見て取れました。今回は、「親子学習会」ということで保護者も観劇しました。これをきっかけとして、家庭、地域を巻き込んだ情報モラル教育を推進していきたいと考えています。 |