【大府市立北山小学校】心ぽかぽか「ありがとうの木」

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 今年度10月に、保健委員会より「ありがとうカード」の取組が、児童会の代表委員会に提案されました。その目的は、「日頃伝えられない感謝の気持ちをカードに書いて伝え合う」「北山小を、ありがとうの気持ちであふれさせることで、更に仲のよい学校にする」というものです。この提案の前には、保健委員会によって、「みんなの心をぽかぽかにするためによい方法はないものか」と、いろいろな手段を話し合いました。そして、面と向かっては、なかなか「ありがとう」は言いにくいが、カードに書くことによって伝えやすくなるのではないかというアイデアが出たのだそうです。  
 期間は11月以降、3学期の終わりまでです。方法は、1枚目は各教室で全員にカードを配付して書いてもらいます。それ以降は、2か所の昇降口に設置したカードをポストに自由に入れてもらいます。出されたカードは、毎週火曜日・金曜日のお昼の放送で全校に順次紹介され、その後、保健室前の廊下に「ありがとうの木」として掲示されます。
 だれに「ありがとう」を伝えてもよいので、宛名は、友達、家族、先生、異学年のペアや通学班の仲間、給食調理員さん、地域のお年寄りなど、実に様々。放送で流れたり、掲示されたりすれば、子供たちも先生方も思わずにっこり、笑みがこぼれます。
 子供たちからは、何枚かカードに書いていたら、直接「ありがとう」と言うことも以前より楽にできるようになった、という声も聞かれるようになりました。これから3月にかけて、みんなの忘れがたい思い出の木になればと願います。