【新城市立東郷東小学校】 ひがしもみじ大作戦で広げる「ありがとう」の輪

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 本校には、六つの委員会があり、4年生以上の児童全員がいずれかの委員会に所属し、より充実した学校生活のために活動している。その一つである児童運営委員会は、各学級の代表児童男女各1名で編成され、児童の実態にあわせて、学校全体で取り組んでいきたいことを企画・運営している。
 今年度の後期は、「『ひ』とのための、『が』っこうのための、『し』んせつ発見」をテーマに、「『ひがし』もみじの木を育てよう大作戦」が行われた。学校生活の中で見つけた友達のよいところや、友達にしてもらったうれしかったことを、その子に対してのメッセージとして葉っぱの形の用紙で募集した。そして、集まった手紙を児童玄関に用意した枝に貼り付けていくと、「ひがしもみじ」は、だんだんと大きくなっていくと同時に、校内に「ありがとう」の輪が広がっていった。
 また、給食放送の時間を利用して、メッセージが紹介された。どの学級においても、子供たちは、誰の手紙が読まれるのだろうという期待感から放送に集中して耳を傾けていた。紹介された児童が、はにかみながらも笑顔を見せたり、まわりの子たちが、紹介された友達を温かくたたえたりする姿が見られ、友達のよさに気づく心が育っていく活動となった。