【あま市立甚目寺中学校】「温かい心を育てる」人権集会

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 本校では毎年、人権週間に合わせて、命の大切さや人との関わりの大切さを学ぶ「人権集会」を開催しています。本年度は、12月6日(木)に、甚目寺公民館で開催されました。生徒による作文発表の後、子ども心理療法士の古川泰子さんによる「自分で自分をコントロールする術」についてアドバイスをいただきました。
 最初に、3年生の生徒代表が、「いじめと僕の立場」と題して「一人一人が責任をもっていじめをしている人と向き合うことが、いじめを減らすために最も重要だ」と強く訴えました。その後、古川さんからは、「自分の意見を言うときに正しさを強調しない」「勉強とは生きていくのに必要なこと」「今の積み重ねの先に未来の自分がある」「できない、無理という言葉は使わない。ポジティブ思考に変えていく」など、どれもふだんの自分の考えや行動と合わせて考えることができる話をしていただきました。優しい口調で話され、温かく私たち一人一人の存在を認めてくれるような思いになりました。
 講演後、生徒からは、「今を生きることの大切さやすばらしさを忘れないようにしたい」「時間を大切にして、そのとき一瞬を大切に生活していきたい」「人と関われる喜びを大切にしたい」という、感想が出ました。いただいた言葉を今後の生活に生かしていってほしいと願っています。