【豊田市立追分小学校】 孫の手お助け隊

 本校は、豊かな自然に囲まれたとてもすばらしい環境にあり、敷地内にある「がんばり山」や、眼下に見える巴川で様々な学習を行っています。そんな本校の悩みの種が、校舎前の敷地が狭いことです。校庭で十分に体を動かす活動ができず、運動会が行われるシーズンには、「がんばり坂」という勾配のきつい坂を150mほど登り、頂上にある運動場で練習をします。一日に何回も登ることもあり、とても大変です。運動会当日には、子供たちだけでなく、保護者の皆さん、地域の方々にも坂の先にある運動場まで歩いて登って応援していただきます。
 こうした状況の中で、登場するのが胸に「孫の手お助け隊」のシールを貼った子どもたちです。運動会に応援に来ていただいた方に感謝の気持ちも込めて、応援に来ていただいた方の荷物を運動場まで持っていってさしあげます。「ありがとうね」と言われ、とてもうれしそうな子供たち…。きつい「がんばり坂」も、重い荷物を持っていても、はりきって登っていきます。また、地域の方とわずかな時間ではありますが、お話しながら登っていくこともでき、素敵な交流の時間にもなっています。
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