【豊川市立中部中学校】人権教育講演会〜いのちの授業〜

 本校では、毎年12月に実施される人権集会にあわせて、いじめに関する標語の作成や人権に関する道徳の授業など、様々な取組を行っています。人権教育講演会もその取組の一つです。今年度は、12月3日(月)に、全国で命についての講話をされている鈴木中人さんをお招きし、「いのちの授業〜いのちのバトンタッチ」というテーマで話をしていただきました。
 講演会では、6歳まで「いのち」を精一杯輝かせた「小児がんの少女と家族の姿」を通して、「いのち」「家族」「生きる」ことについて、お話がありました。講演会後半での、「絶対に親より先に死んではいけない」という鈴木さんの力強いメッセージは、生徒の心に強く印象に残ったと思います。
 講演会後の生徒の振り返りでは、「生きたいけれど生きられない命もあることを知り、自分も両親からもらったかけがえのない命を大切にしていこうと思いました」という感想がありました。生徒が命の尊さについて改めて考え、自分や周りの人を大切にしていこうという思いをもつことができたと思います。今回の講演会の話を胸に刻み、今後も、命を大切にする教育を推進していきたいと思います。