【岡崎市立矢作南小学校】吟行と句会で地域の方と交流

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 岡崎市立矢作南小学校では、毎年、「すみれ会」という俳句を愛する地域の方々と交流を行っています。
 今年も10月に「すみれ会」の方々と吟行を行いました。1時間ほど校庭や中庭を歩き回り、植物や空を見ながら季節を感じさせるものを探します。「すみれ会」の方々が、俳句の先生となって、いろいろなアドバイスをしてくれます。はじめは戸惑っていた子供たちも、自分の感じたままにたくさんの俳句を詠めるようになりました。
 さらに翌週、みんなの作った俳句の中からいくつかを選抜し、「すみれ会」の方々と句会を行いました。「この句のここがいい」「ここをもっとこうするといいね」と、作った句について語り合うと、俳句の奥深さが分かります。
 「すみれ会」の方々は、「小学生の子たちの自由な発想はおもしろい」と言って、交流を楽しみにしてくださいます。子供たちは、地域の方との交流を通して、俳句という日本の文化に親しみ、日本独自の四季を肌で感じることができます。今回も、じっくり見なければ分からなかった芽吹き、花の色、景色、たくさんの発見に心を躍らせる様子がたくさん見られました。
 地域の方との俳句交流を通して、子供たちの温かい心を育て、心がぽっと温まる時間となりました。