【東郷町立高嶺小学校】福祉実践教室

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 本校では、例年3年生の児童を対象に、東郷町社会福祉協議会派遣の講師をお招きして「福祉実践教室」を行っています。本年度も、3年生80名を対象に実施しました。
 この教室では、「高齢者疑似体験」「車いす体験」「手話」「点字」の四つの中から、自分の興味・関心があるもの二つを選択し、体験しました。
 高齢者疑似体験では、疑似体験を通して高齢者の実状を実感し、高齢者との接し方について話し合いました。車いす体験では、歩くことに何らかの支障がある人から、車いすの種類や扱い方を聞き、実際に車いすに乗ったり、押したりすることで、日常生活の中で困ることについて、実感する時間となりました。手話では、耳が聞こえないとはどういうことかを考えました。手話という手段があることを知ることで、交流の仕方を学びました。点字では、点字というものを知り、打ったり読んだりすることで、知識を深めました。
 実践を終えた子供たちから、「自分ができることからやってみようと思った」「近所にいる高齢者のお手伝いをしたいと思った」などの感想を聞くことができました。
 この実践を通して学んだことを生かして、様々な立場の人がいることについて考えを深め、自分にも周りにも優しく接することができる子供たちを育てていきたいと思います。