【豊田市立松平中学校】 地域に愛される「つくし隊」

 本校には、「つくし隊」というボランティア組織があります。地域でイベントや祭りがあると、依頼を受け、校内で活動内容を書いたちらしを配布して参加者を募ります。参加希望者は、申込書を廊下に置かれた「つくし隊BOX」に投かんします。すると、生徒会のつくし隊担当の生徒が回収して集約し、活動の前には事前に集まって打合わせをし、本番に臨みます。
 つくし隊は、すでに10年以上の歴史をもち、すっかり地域に根付いています。交流館でのイベントや地域の祭りの重要な担い手として、地域の方に「よく働いている」「一生懸命やってくれる」「こちらが元気をもらえる」と喜ばれ、依頼を受けるイベントも年々増えています。
 今年も11月4日の「松平わくわくフェスタ」で依頼があり、つくし隊のボランティア参加者、吹奏楽部の生徒、合わせて100名以上の松中生が参加しました。緑の芝生の上、しし汁や五平餅、果物などの販売をお手伝いしたり、棒の手や吹奏楽の演奏を披露したりと、地域の方とともにピクニックのような楽しい時間を過ごしました。会場では、お年寄りからこども園の小さな子供まで、多くの方に「ありがとう」と声をかけてもらいました。地域で愛され、世代をこえて「ありがとう」のリレーをつなぐ「つくし隊」の活動です。

画像1 画像1 画像2 画像2