【豊田市立豊松小学校】仲間や地域を大切に

 豊松小学校では、1年生から6年生までを8グループに分けた「なかよし班」を作ってています。毎日の掃除や運動会、地域の自然を知る「六所の集い」、豊松小伝統の「ジャンボカルタ会」など、様々な活動や行事で他学年との交流を深めています。6年生を中心に、高学年は下の学年のことを考えて行動したり、お手本になったり、助けたりすることで、高学年としての自覚が育っています。
 中でも、子供たちが楽しみにしているのが、月に2回の「さわやかタイム」です。その時間を利用して、代表委員会が全校のみんなで楽しむ「全校遊び」を企画したり、6年生がなかよし班の絆(きずな)を深めるために「なかよし班遊び」を開催したりします。年齢差や体格差のある縦割りグループでも、みんなが一緒に楽しめる遊びになるように工夫を重ねます。その結果、初めて参加した1年生も、高学年と交じって楽しく遊ぶことができました。中・高学年が、低学年を思いやる優しさをもっているところも、本校の自慢です。
 また、代表委員会が中心となり、通学路の清掃活動「クリーンアップ大作戦」を、10年以上継続して行っています。この取組の日には、通学団ごとにごみ袋を持ち、燃えるごみや空き缶など、通学路のごみを収集しながら登校します。収集後は、代表委員が重さを量って記録し、ごみを種類ごとに分別しています。汚れているビンや缶は、水洗いもします。この活動を行うことで、地域を自分たちできれいにしようという気持ちが育っています。豊松の豊かな自然を守るため、これからも続けていきたいと思います。

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