【豊田市立畝部小学校】異学年との交流を通して豊かな心を育むファミリー活動

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 本校では、1年生から6年生の縦割りのグループで、1年間を通して様々な活動を行っています。これを「ファミリー活動」と呼んでいます。
 4月の顔合わせ会では、自己紹介をした後にメンバー表を作ったり、6年生が考えた「名前神経衰弱」などのゲームをしたりして交流を深めました。運動会前には、班ごとに場所を決め、運動場の草取りと石拾いをしました。運動会では、ファミリーで赤白に分かれて競い合います。ファミリー競技として、全校で行う「大玉送り」や小班ごとの「綱引き」があります。「大玉送り」では、大きな玉が頭上を転がっていくときに、高学年の子が、下学年の子をを優しくかばって支えるほほえましい姿が見られます。「綱引き」では、小班ごとに一所懸命に力を振り絞って綱を引き、楽しく活動している場面が見られます。
 月に1回、昼放課にファミリー遊びという時間があり、ファミリーごとで6年生が考えたゲーム(室内・運動場)で遊び、交流を深めています。
 ファミリー校外活動は、ファミリー活動の中で子供たちが一番楽しみにしている行事です。今年は、11月に名古屋港水族館へ行く予定です。昨年は、学区にある柳川瀬公園へ行きました。6年生のリーダーが遊びや見学の予定を立てるので、グループで集まって確認したり、話し合ったりする時間も楽しい時間です。高学年の子が、下学年の子を気遣いながら笑顔で楽しむ姿が、今年も見られるのが楽しみです。
 ファミリー活動を通して、低学年の子を思いやる気持ちや年上の子を敬い、感謝する気持ちが育まれています。

(活動後の児童の感想)
・1年生の子が「今度は何をやるのかな。楽しみ!」と言ってくれたのが一番うれしかった。
・先生にたくさんアドバイスしてもらったから、これからのファミリー遊びで楽しくやりたい。
・ファミリーのみんなで楽しくゲームができてうれしかった。