【一宮市立葉栗小学校】自分の役割を果たすためには?

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 学校全体の役割を任されるようになった5年生。任された役割に責任をもって取り組むことで、集団生活の充実に努める意識をもたせたいという願いから、授業実践を行いました。
 資料「ケンタの役割」をもとに、リレーの練習と図書委員の仕事が重なってしまった主人公が、役割を果たすためにどんなことを考慮しながら決断していくべきかを考えました。
 実際に、「運動会の応援団とリレーが重なったことがある」「学級の係と部活が重なってしまったことがある」という意見もあり、子供たちは、現実にも起こりうることであるという意識をもって考えることができました。そして、主人公がどう決断するかをじっくり考え、悩み、また友達の様々な意見を聞く中で「それも確かにそうだな」「言われてみればそれも大切だな」などと多様な考えに触れ、より深く考えていました。
 その後、実際に自分が同様の立場になったときどうするかを考え、「期限を大切にする」「多くの人に迷惑がかからない方を優先する」「そもそも重ならないように計画的に進める」などの意見が出され、実生活に寄り添って考えることができました。