【豊田市立小原中学校】地域とともに育つ心の教育「小原安立」とも交流しようと、所員の方に集会で、施設の概要について説明していただいた。話を聞いた3年生は、日曜日に訪問し、入所者の方と話したり昼食サービスを手伝ったりした。そこで働く人々とも接することで、仕事への思いや入所者への接し方を学ぶことができた。様々なボランティア活動に参加した生徒は、「また行きたい」と年数回参加し、所員の方からは「中学生から元気をもらっている」「入所者の方が中学生と話をしているときはすごく元気である。また、来てほしい」と話されていた。 「小原寮」との交流についても積極的に進めている。全校集会で、所員の方に小原寮の施設について説明してもらった。本年度は、掃除の時間に一緒に活動したり、給食の時間の交流を進めるなどしたりして、障がいのある人たちへの理解を深め、思いやりの心、同じ地域に住む人という意識を育てている。 また、この他にも地域のボランティア活動に積極的に参加している。夏休みの小原地区の「ボランティア体験隊」には全校生徒の半数以上が参加し、10月に行われる地域の「ふくし祭り」には吹奏楽部が参加したり、模擬店の手伝いに約半数の生徒が参加したりするなど、地域に貢献している。地域も中学生の参加を楽しみにして行事を計画している。 |