【長久手市立長久手中学校】 ローテーション道徳
1 ローテーション道徳とは
学級担任が道徳の時間の指導をするのが原則であるが、学級枠(いずれは学年枠)を外し、学年主任や副担任をはじめ様々な教員が担当学年(いずれは全校)で、同じ授業を行う取組である。担当学年が4学級あれば、同じ授業を4回行うことになる。今年は2年目の取組となり、道徳の時間割を学年ごとに統一し、まずは学年内でローテーション道徳が、スムーズに実施できるようにした。 2 目的 ・ すべての教員が道徳の時間を担当し、道徳教育を学校全体のものにする。 ・ 特定の教材や内容項目について、全学級で授業を行うことで、より深く教材研究を行い、より高い指導技術を培う。 ・ 毎週指導教員が入れ替わることにより、授業形態や発問法、思考の深め方等を変化させ、生徒に新鮮な学習刺激を与える。 ・ 生徒に学級担任以外の教師の道徳観にも触れさせ、多様な考え方や生き方があることを実感させる。 3 ローテーション道徳の反省 ・ ローテーション道徳は、生徒はとても楽しみにしていた。 ・ 授業以外で他のクラスの生徒と関われたので、とてもよい経験になった。 ・ 道徳の授業を複数の教員が互いに見てアドバイスし合うことができ、一つの教材をよりよく改善することができた。 ・ 中学校は平成31年度から特別の教科道徳になるため、ローテーション道徳の授業でどのような評価をしていくか課題である。 4 課題 ・ 特別の教科道徳の評価をどのようにしていくか。 ・ 複数の教員が関わるメリット・デメリットを考えながらよりよい道徳の授業の構成をどうするか。 |