【小牧市立三ツ渕小学校】命の授業

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 1月25日(木)と31日(水)に、小牧市保健センターの助産師さんを講師にお迎えし、2年生の児童と保護者を対象に「命の授業」を行いました。
 2年生は、生活科「明日へジャンプ」の学習で、自分のうまれた頃について調べました。その過程で多くの児童から「自分たちはどうやってうまれてきたんだろう」と疑問が出てきました。「とても大切な命」についてもっと考えさせたいというねらいで、本授業に取り組みました。
 まず、小さな点が書かれた紙が一人一人に配られ、助産師さんに「これが命の始まり」と聴き、びっくり!自分たちがこんな点だったとは思いもしなかったようです。次に、おなかの中で赤ちゃんがどのように成長していくか、赤ちゃんの模型を見せていただきました。「小さな点だった命が10か月でこんなに大きな赤ちゃんになるなんて不思議!」と大興奮。最後に、代表児童が、お母さんの子宮に見立てた袋から出る出産体験を行いました。手を使わず袋から出ることに苦戦する姿を見て、周りから温かい励ましの声があがりました。また、やっとの思いで袋から出た後、保護者にギュッと抱きしめられ「うまれてきてくれてありがとう」と声をかけられ、にっこり笑顔。見ている人たちも思わず笑顔になる光景でした。
 その後、助産師さんから「奇跡的に命が誕生すること」、そして「自分たちはかけがえのない存在であること」を教えていただきました。児童からは、「ぼくたちは、いろいろな人のおかげでここまで大きくなったんだな」といった感想があがりました。また、授業に参加した保護者からは「子供がうまれてきたときのことを思い出し、心が温かくなりました」などの声が聞かれました。
 今後も命を大切にし、周りの友達も大切にできる児童を育成していきたいと考えています。