【尾張旭市立東栄小学校】 道徳講演会

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 尾張旭市立東栄小学校では、毎年、道徳講演会を開催しています。今年度は、ワールドバスケットボールクラブチームから、車いすバスケットボール選手3名の方を招いて3〜5年生を対象に行いました。
 子供たちは、選手が「日常生活の中で、特に困っていることはない」と明るく話している姿を見たり、「今までに、よかったことやつらかったこと、悲しかったことはありましたか」の質問に対して、「よかったことはあるけど、つらかったことはあまり考えないようにしている」という返答を聞いたりして、不思議そうな顔をしていました。
 また、選手の方々が障がいがあっても、自在に車いすを操り、ドリブルやシュートをする様子を見て、「おおー」という驚きの声を上げ、「すごい」と感動していました。
 その後、子供たちは、車いすバスケットボール用の車いすに乗り、全員が体育館を一周する経験をし、代表の児童が、選手とともにバスケットボールの試合をする中で、障がいを意識しないで行動することを経験しました。
 この講演会を通して、子供たちは、「つらいことや悲しいことはあまり考えないで、うれしいことをいっぱい思い出に残せるように生活しよう」などという感想をもつことができました。
 尾張旭市の肢体不自由児受入れ拠点校である本校では、「ちがいを認めてともに生きる」という意識を高揚させるとてもよい機会となりました。