【半田市立板山小学校】学校公開日に道徳一斉授業を行いました

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 本校では、学校公開日に、全校道徳一斉授業を行いました。5年生では、資料「手品師」(5年生の道徳)を使用しました。主題は「正直誠実・明朗」です。自分の心に正直に、他人に誠実に生きることは、人と人との信頼関係を築いていく中で大切なことだと考え、本資料を使用することにしました。
 本資料は、大舞台を夢見る手品師が、夢をかなえるために大舞台へ行くのか男の子との約束を守るのか、迷いに迷った結果、男の子との約束を果たします。
 授業では、迷いに迷った場面では、どちらの選択にも共感できるという児童が多くいました。まず、男の子のところへ行き、大舞台へ連れて行くという意見もありました。「男の子との約束を守ったことに対して満足しているだろうか」という発問に対して、「約束を守ることは大切だから満足している」という立場、「大舞台に立ちたいという自分の気持ちにうそをついているのではないか」という立場で話合いが進みました。その結果、迷いに迷ったこと自体が「誠実」なのではないか、という意見に学級全体が納得している様子でした。
 その後に、手品師の生き方について考えさせました。自分の考えや行動を振り返りながら児童なりの言葉で表現していました。中でも、誠実に生きることは、自分や相手にとって幸せな生き方なんだという意見に学級全体が温かい雰囲気になりました。授業を通して、改めて、自分に対して正直に生きること、相手に対して誠実に行動することの大切さを考えることができました。