【稲沢市立稲沢中学校】人との接し方を考える〜インターネット上のトラブルを題材とした道徳の授業を通して〜

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 3年生の道徳の時間に、インターネット上のトラブルを扱った話を教材として、道徳の授業を行いました。話には、コミュニケーションアプリを通じたやりとりに端を発した、友達同士のいさかいが描かれます。その話を読み、何が問題であるのか、また、誰がどうすれば問題が解決するのかを話し合いました。
 生徒たちは、「コミュニケーションアプリのやり取りでは、自分の思いが十分に伝えられず、誤解が生じている」「自分で始めた悪口が、どんどん広がり手がつけられない状態になってしまっている」などの問題点に気づきました。
 その後の話し合いでは、「大切なことは、面と向かって言った方がよい」「アプリ上で感情的に言い争うのではなく、冷静に自分の思いを相手にわかるように伝えた方がよい」「周りの友達はやみくもに同調しない方がよい」「周りの大人に相談すべき」などの解決策が出されました。
 最後に、友達とコミュニケーションをとる際にはどのようなことに気をつけたらよいかを考え、まとめとしました。
 コミュニケーションアプリやブログ等を使ってのやりとりや情報発信は、今や、生徒たちにとって日常となっています。この授業は、それらをどのように使っていくべきか、また、その根本にある人との接し方について考えるよい機会になりました。