【愛西市立立田南部小学校】みんなで作ろう「わたしたちのマナー」

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 「元気よく、笑顔あふれる立南っ子」これが、立田南部小学校の児童の姿です。晴れた日には、多くの児童が休み時間に校庭で元気よく遊んでいます。一方、雨の日は、休み時間に外で遊ぶことができず、体を思いっきり動かして遊ぶことができません。ついつい、廊下を走ってしまう児童もいます。そこで、「危険だ!」「けがをしてしまう!」という危機感から、児童が自ら考えをもって取り組んだ『ごゆっくりタワーづくり』を実践しました。
 『ごゆっくりタワー』は、児童らが考案した、廊下に設置する案内板のような立札です。6年生児童が中心になって呼びかけたところ、全校児童が休み時間に集まり、メッセージを記入し、タワーの作成に協力しました。タワーには、「走らないでね」「走るとあぶないよ」「廊下は歩こう」「ゆっくりいこう」など、児童自ら雨の日の廊下の歩行について考え、作成しました。
 雨の日には、廊下に『ごゆっくりタワー』が設置されます。児童らは、自ら作成したタワーを見て、廊下を走らないように、ケガにつながらない行動を意識するようになってきています。
 タワーを作った児童の感想には、「みんなといっしょにつくれてたのしかった。ろうかははしらず、あるくようにする」「みんなで作ったタワーを見て、みんなが走らないようになるとうれしいです。ケガのない毎日を過ごしていきたいです」とありました。
 雨の日に設置したときだけ守るのではなく、「廊下は右側を歩くことが当然である」という意識が根付くように継続して取り組みたいと思います。ルールやマナーを子供自身が守っていきたいという意識を大切にし、よりよい学校生活を過ごしていきたいと思えるよう指導・支援を継続していきたいと思います。