【春日井市立味美小学校】世界の子供にワクチンを

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 本校の児童会の取組は、学年を越えた「なかよし学級」を編成し、年に6回程度の交流会を行い、豊かな人間性や好ましい人間関係を育てている活動がメインです。本年度は、児童会の役員から、「人のためになることをやってみたい」という意見が出て、いろいろ話し合った結果、ペットボトルキャップ集めをして世界の子供にワクチンを届ける取組をすることになりました。
 5月の集会で全校に呼びかけをし、6月には、『代表委員会だより』で協力を呼びかけました。そして、各昇降口に回収箱を作って設置しました。
 すると、翌日から、毎日のように1個1個回収箱に入れてくれる児童や、1週間分を集めて持ってきてくれる児童、スーパーマーケットの袋がはちきれんばかりに集めて持ってきてくれる児童など、たくさんのキャップが集められています。児童の中には、「僕が持ってきたキャップで外国の子が助かるんだね」とうれしそうに協力してくれている児童もいます。
 7月末には、63.2キログラムで約25000個、ワクチンだと30人分になりました。11月末には168.8キログラムで約73000個、ワクチンだと91人分。今は、100人分を目標に取り組んでいます。みんなの気持ちが伝わる日も遠くないようです。