【幸田町立中央小学校】情報モラル 低学年の取組

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 本校では、2学期に情報モラル教室を行いました。低学年の子供たちは、情報を扱ったり、流したりする経験はまだ多くありません。しかし、低学年のうちから、情報をどのように扱えばよいのかを考えることは、情報モラルの素地を作ることになると考えました。また、2年生では、国語の学習で図鑑や本で調べたことをクイズにしてみんなに紹介していくこともあり、情報を取り扱う上で、情報はみんなで共有しているものであり、大切に扱っていこうとする心を養いたいと考えました。
 そこで、「村のお知らせ版」を資料として、道徳の授業を行いました。授業では、とらきち君がいたずらでやってしまったお知らせ版の書換えによって、友達やお知らせ版を作った村長さんが、悲しんでいる様子を見たときのとらきち君の気持ちを中心に考えていきました。子供たちは、お知らせ版にいたずらしてしまったとらきち君の心情を考えることを通して、「みんながかなしむことは、しちゃいけないと思いました」「これからは、みんなでつかうものを、みんなで大切にしたいと思いました」などの感想をもち、これからの学校生活の中でできることを考えることができました。今後、学習や生活の中で、情報を取り扱うことが増えていきます。みんなで使っているものと同様に、情報についても大切に取り扱っていこうすることができるように意識付けしていきたいと思います。