【新城市立東郷中学校】トラブルに巻き込まれないために

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 携帯電話やスマホ、タブレット型端末などは、今や多くの子供たちの日常生活に欠かせない存在となりつつあります。簡単に外の世界とつながることができるそれらの機器は、非常に便利な道具です。しかし、使い方を誤ると日常生活に支障が出たり、友人関係のトラブルや犯罪に巻き込まれたりする危険性もあります。また、匿名性を利用して、自分が誰かを攻撃してしまうなどの加害者になる恐れもあります。
 本校では、毎年1年生を対象とした情報モラル教室を開催しています。今年度は新城警察署生活安全課の方に話をしていただきました。生徒たちは、スマートフォンなどの端末機に関わる具体的な問題や、トラブルに巻き込まれないための心構えとその対策を知ることで、今までの関わり方を振りかえり、これからの使い方を考えました。また「18の約束」というものを教えていただきました。これはアメリカのある母親が、13歳の息子にスマホを与えてもよいか悩んだ末に作った契約書です。「テクノロジーを使って、うそをついたり人をばかにしたりしないこと」「友達の親の前で言えないようなことを、この携帯を使ってSNSやメールでしないこと」など、情報モラルに関することを親と子供の契約という形で表しています。スマホをもつ自由を与えられると同時に、使い方に責任をもたなくてはいけないということです。
 誰でも簡単に情報の発信者となれる時代です。だからこそ責任と自覚をもち、互いの生活にプラスになる使い方をしなければならないことを学びました。
・動画を見て、スマホ使っていろいろなアプリをやるようになると怖いなと思いました。スマホは便利だけど、他の視点でみると怖い持ち物なんだと思いました。
・自分がよく分からないアプリやサイトは、スマホの中に入れたりアクセスしたりしないように注意してスマホを使おうと思いました。
・これからもっとインターネットを利用するようになると思うので、上手に使えるようになりたいです。だから、モラル教室で教えてもらったことを意識して、インターネットのよいところ悪いところを見分けて使うようにしたいと思いました。