【豊田市立中金小学校】「たんころりん」づくりに挑戦!

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 本校は、飯田街道と呼ばれる国道153号線沿いが学区で、全校児童が36名の小規模校である。旧足助地区と隣接しており、足助の名物になった「たんころりん(竹かごと和紙で作った円筒形の行灯)」にもなじみがある。
 そこで、今年度、地元の交流館まつりに出展する5、6年作品を「たんころりん」にし、地元の方に講師を依頼した。地域の人に支援していただいて、地域の行事に参加することで、自分たちのふるさとをより意識し、愛着や誇りをもつ機会にしたい。
 制作当日は、地域講師の方と、地域活動共働本部の呼びかけで、7人のボランティアが集まってくださった。かご(娘かご)は、通常、竹で編むが、子供が扱いやすいように、こん包用テープを使用した。講師が事前に試作を繰り返してアイデアを出してくださった。それでも、制作は難しく、大変だったが、子供たちがあきらめそうになると、ボランティアの大人が作業を支援してくださり、形になっていった。子供も大人も一緒になって、一つのことをやり遂げようとがんばる姿が見られた。
 「足助は、ぼくの家から自転車で行けるぐらい近いので、ぼくは、たんころりんを見に行ったこともあります。そのたんころりんを作ると聞いて、すごく楽しみでした。講師の小笠原さんは、しゅ味で作っていると言っていたけど、すごく上手で、すらすら編んでいました。ぼくは、おじいちゃんが手伝ってくれたけど、すごく難しくてなかなかできませんでした。でも、かごが完成したときは、達成感がありました。難しかったけど、たんころりんを作って楽しかったです。交流館のふれあいまつりで展示するので、みんなに見てもらいたいです。」(5年生の日記から)
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