【春日井市立高座小学校】こっちだよ

「はやくしてください」
「こっちだよ」
「並んだら口を閉じてね」
 高学年の児童が、口々に大きな声で呼びかけています。低学年の児童も、なかなか自分の並ぶ場所が分からず困っている様子ですが、この声を聞いて安心して並ぶことができます。誰も文句を言いません。その様子を見て2年生から5年生の児童も、自分で並ぼうとする子が増えてきました。
 これは、毎週月曜日と木曜日に行われている一斉下校のときの様子です。以前は、教師主導で「自分の場所に来たら口を閉じて座ってください」「いつまでも話していてはいけません」などと、指摘することで一斉下校を行ってきましたが、今では6年生を中心とした通学団の班長・副班長が中心になって進めています。
 この他にも「あたりまえのことをあたりまえにやろう」とトイレのスリッパをそろえること、正しい廊下歩行をすることなど、高学年の児童が張り切って活動しています。子供たちの力がよりよい学校づくりに反映され、子供たちの自信につながっています。

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