【大口町立大口北小学校】 情報モラル教育「ネット社会の長所と短所を考える」

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 本年度、学校公開で、「ネットワーク社会を考える」と題して、授業を行いました。
○ 活動のねらいについて
 インターネットが発達し、便利になった反面、様々な危険があることを認識し、それを回避できるようにする。また、学校公開で情報モラルの授業を行うことで、家庭でもネチケットなどについて話題にし、情報機器使用のルール作りなどができるようにする。
○ 児童の実態について
 本年度、インターネット関連での目立ったトラブルは報告されていません。しかし、本校の児童の傾向として、保護者が子供専用のインターネットに接続できる端末(携帯電話、携帯ゲームなど)を買い与えることが多く、所持している児童の割合は、5年生で37%、6年生で46%と比較的高くなっています。そして、その中で、端末の使用ルールを決めているのは、その約半数しかいないところが問題点としてあげられます。
○ 授業について
 導入では、「インターネットで得た情報は自由に使ってよいか」などのクイズをしました。さらに、インターネットの「よい点」と「悪い点」をあげた後、「携帯電話を使うときは、どんなことに気を付けたらよいのか」グループで話し合い、全体で交流する活動を行いました。そして、「気付いたこと」「ためになったこと」をワークシートにまとめました。
 活動後の児童の感想では、「便利な点がとても多いが、使い方を間違えると大変なことになると分かった」「ルールを守って、使っていきたいと思った」等がありました。
 保護者の感想では、「フィルタリング機能などの必要性を感じた」「子供に携帯電話をもたせる場合は、使用についてルールをしっかりと設けたいと思った」などがありました。

 この授業を行ってから、端末の使用ルールを決めた家庭が増えるなど、成果を収めました。今後とも、情報モラルについては、道徳の授業等で行っていく予定です。