【岡崎市立夏山小学校】インターネットで調べるときには

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 3・4年生の社会科の学習で、地域の自慢を調べるためにインターネットを利用したところ、子供から「どのサイトを見ればよいか分からない」「このサイトは開いてもいいのかな」という声が聞こえました。インターネットに書いてある内容が分からないときはどうすればよいか分からず、固っている子もいました。
 そこで、インターネット上にはどんな情報があり、それをどう扱えばよいのか考えさせるために、「事例で学ぶNetモラル−情報の信憑性(しんぴょうせい)−」を使い学習を行いました。資料と子供たちの行っていた内容が近かったこともあり、子供は身近なテーマとして取り組むことができました。事例のビデオを見て、古い情報を見たから間違ってしまったという内容を理解することはできましたが、インターネットに間違った情報があることを知っている子は少なかったです。登場人物の子供たちはどうすればよかったのかと発問したところ、「正しいかどうか、疑いながら調べる」という発言から「情報には不適切なものもある」と気付くことができました。その後、「詳しい人に聞く」「図書室で調べる」といったインターネットの情報以外の資料で正しいかどうか調べることも必要だと気付くことができました。
 また、授業の最後には公式サイトと非公式サイトに触れ、非公式サイトの場合は十分に注意するよう確認しました。
 振り返りでは、学習シートに「インターネットで調べるときには情報が正確かどうかに注意して、本だけでなく、実際にその場所で聞き取りをするといいと思いました」と書いている子供がいました。