【安城市立桜町小学校】 左手活動〜右手は自分のために 左手はみんなのために〜

画像1 画像1
 本校の教育目標の一つ「思いやりの気持ちを大切にし、だれとでも友達になれる子」の実現のために、「左手活動」に力を入れて取り組んでいます。「左手活動」には、右手は自分を高めるために使い、左手でみんなのために力を貸そうという意味が込められています。
 本年度は、左手活動に対する意識を更に高め、学校全体で盛り上げていけるよう、児童会や総合的な学習の時間を使って取組を行いました。
 児童会では、左手活動が身近に感じられるように、キャラクターを全校から募集をしました。また「左手活動週間」を設定し、全校児童が取り組んだ左手活動を昇降口に掲示しました。掲示されている様々な左手活動を知ることで、左手活動の幅が広がっていきました。
 また、5年生の総合的な学習の時間では、ふだん取り組んでいる左手活動についてふり返りをする中で、自分の身近な友達や学級の子に対して行う左手活動が多いことに気づきました。そこで、左手活動を盛り上げるために、全校のためになる左手活動をしていこうという目標て、学校のためになることを学級で話し合いました。そして、放課の時間を使って、運動場や畑の草取りや廊下の掃除に取り組みました。また、低学年の先生から、「遊び方がわからない1年生が多くいる」という話を聞き、1年生が楽しめるような遊びを考え、一緒に遊んだ児童もいました。
 授業での取組を終えて、児童からは「人の役に立つことは、とても楽しいことだとわかった」「少し気をつけて見ると、身近なところに左手活動があることに気づいた」というふり返りがありました。また、これからも続けて活動していきたいという意見や、学校だけでなく家や地域のために取り組みたいといった意欲的な意見も多くあり、左手活動への考え方の深まりや意欲の高まりを感じることができました。
 これからも左手活動の取組を更に盛り上げていき、お互いのことを気遣い合えるあたたかい桜町小学校を目指していきたいと思います。