【豊橋市立東田小】 ネットモラル 〜やっていいこと悪いこと〜

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子どもたちは、インターネットを利用した経験から、情報の多さや、利便性に気付いている。しかし、利用の楽しさがある反面、利用の仕方を間違えるとトラブルを引き起こす可能性が高いとは思っていないようである。そこで、インターネットを使う時のルールやマナーについて考えさせたいと考えた。
 最初に、「事例で学ぶNetモラル」から「ネットモラルけんてい」を行うと、「動画投稿サイトに載せてよい内容」の問題で、意見が分かれた。選択肢は「友達、自分の飼っている猫、自分、クラスのみんな」の4択である。普段から動画投稿サイトを見ている子が多くいたが、選択肢を一つ選ぶことは難しそうであった。また、なぜ他の選択肢がいけないのかの理由についても分からない様子であった。ある子が「個人情報がばれてしまうから」と発言したので、「個人情報って何があるだろう」「個人情報がばれてしまうと危険なことって何だろう」と、知っていることや考えたことを話し合うこととした。子どもたちの知っている事件や知識から、情報漏えいの危険性を考えることができた。十分に意見が出たところで「正しく怖がるインターネット」のスライドを見せた。個人情報が漏れてしまい悪用されると、自分だけでなく、家族や周りの人にも迷惑をかけることにつながることや、一度インターネット上に出てしまった情報を消したり取り戻したりすることは困難であり、取り返しがつかなくなることなど、実際に起きた事件を元に情報漏えいの危険性を示したものである。
<子どもたちの感想>
・インターネットは便利だけど、危険なところもあるので、個人情報は絶対に載せないようにしたい。
・インターネット上では、簡単にコピーすることができるので、個人情報が消えにくいことが分かった。
・悪いことをネット上に出した時に、すぐに自分の名前も特定されてしまうのがとても怖いと思った。