【豊橋市立高師小】米作りを通して学ぶこと

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 毎年、5年生は総合的な学習の時間に米作りについて学習しています。田んぼの草刈りから始まり、田植、稲刈り、もちつき、しめ縄作りと、米作りとともに一年間を過ごします。子どもたちは、田んぼに行くたびに大きくなっていく稲を見て、「作物を育てるのって大変なことなんだな」「もっと食べ物を大切に、残さず食べたいな」という思いをもつことができます。

 子どもたちの思いは、作物への感謝だけではありません。一年間の米作りの活動は、PTAや地域ボランティアの方々に支えられています。田植や稲刈りのときには、子どもたち以上に泥まみれ、汗だくになってお手伝いをしてくださいます。もちつきのときには、朝7時前から学校に来て、かまどに火を熾(おこ)したり、もち米を蒸したりしてくださいます。そんなお手伝いの方々の姿を見て子どもたちは、自分たちの生活が、周りの人にどれだけ支えられているかに気付きます。

 一年間の活動を終えた子どもたちは、米作りボランティアの方だけでなく、交通指導員さんや登下校見守り隊の方々、図書ボランティアなど、たくさんのお世話になっている方に、心からの感謝の気持ちを伝えることができました。