【一宮市立浅野小】「情報モラル」の育成について(4)では、無料通話アプリの疑似体験をさせた授業を実践した。最初に「この服かわいくない?」というメッセージに対する返信画面のスタンプと文字を提示した。(画面図)そこで、どんなスタンプとメッセージを返すかを考えさせた。児童の反応は「ひどい」「そんな言いかたしなくても」「スタンプが馬鹿にしている感じがする」「怒った顔のスタンプを返す」といった反応が返ってきた。教師が、この文の意味は「かわいいね」で、スタンプは「それすごくいい」を表すものだということを伝えた。しかし、児童らは「この内容では、わからない」「かわいいねって言えばいいのに」といった反応をした。授業のまとめでは、「わかりやすい言葉を使おう」「相手の気持ちをよく考えてから送ろう」といった意見が出てきた。 こうした直接的な実践を積み上げて、「ことば」の使い方や「トレーニング」を加え、日々の道徳の授業を基に児童の心を育てていきたい。 |