【瀬戸市立下品野小】 「下小チャレンジ」を通して道徳的実践力を育てる取り組み

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 下品野小学校では、例年12月初めに、「下小チャレンジ」と称して、縦割り班でゲームを楽しむ児童会行事を行っています。昨年度、この共通体験活動「下小チャレンジ」を通して、感謝の気持ちや相手を思いやる気持ち、社会的な役割の自覚と責任などの道徳的実践力を、より効果的に育成するプログラムを実施しました。
 道徳の時間に道徳的価値について考え、GWT(グループワークトレーニング)で協力することを学び、学級活動の時間に「下小チャレンジ」での自分の目標を立てます。そして、本番を迎えます。終わった後には振り返り、低学年から高学年に感謝の手紙を渡します。
 縦割り班での活動は、低学年と高学年でのペアを基本にしています。「下小チャレンジ」当日は、高学年の子が低学年の子の手を引いて歩く姿や、ゲームのやり方をわかりやすく話してあげる姿が見られました。感謝の手紙を読んだ高学年の子からは、「喜んでもらえてよかった」「もっと、優しくしてあげればよかった」との声が聞かれました。
 今年度も、12月8日に「下小チャレンジ」が計画されています。児童一人一人の心に響く体験活動となり、更に道徳的実践力が育つことを期待しています。