【稲沢市立大里中】限りあるいのちを生き抜く

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 本校では、「いのちの教育」を核とした総合単元的な道徳学習を実践しています。その一つとして、10月27日(木)に「生き方講演会」を開催しました。講師として鈴木中人さんをお招きし、「いのちの授業〜いのちのバトンタッチ」と題して講演をしていただきました。講演会は学校公開日でもあり、全校生徒及び保護者でお話を聞きました。
 いのちは大事なものだと頭で分かっていても、実感しながら生きているかと言われると心もとない人は多いでしょう。今生きていることがあまりに当たり前すぎて、いのちという言葉の重みが失われつつある今、改めて自分や他のいのちを見つめることが大切だと考えます。
 講演では、「いのちって何だろう」という問いについて、一人一人が深く考える機会となりました。いのちを見つめるキーワードとして、『連続性』『有限性』『偶然性』が挙げられます。そこから、生徒は「自分だけのいのちではない」「感謝する」「支えられている」「一生懸命生き抜く」など、人と関わって生きる上で大事なことに気付くことができました。
<生徒の感想>
・自分が生きている「今日」は、昨日亡くなった誰かが死ぬほど生きたかった「明日」なのだと思い、一日一日を大切に過ごしていきたいです。
・今ある日常を何の問題もなく送れていることに感謝しています。自分を生んでくれた両親に少しずつ恩返しをしていきたいです。今まで支えてくれた人たちがいるから、今の自分があるんだと改めて感じました。
・「いのちは私だけのものじゃない」そう思って、希望をもち、毎日生きていきたいと思います。私もしっかり「いのち」のバトンをつないでいきたいです。