【愛西市立北河田小】 ペア活動をきっかけに

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 北河田小では、立場の違う相手ともお互いに認め合い、協調し、思いやりをもって行動できるようにと、様々な場面において学年交流の場を設けています。
 毎年6年生は1年生とペアになって一緒に様々な活動に取り組んでいます。1年生を迎える会での出会いをきっかけに、休み時間に外遊びに誘って一緒に遊んだり、折り紙を一緒に折ったりして交流が続いています。飼育委員会の企画した動物クイズラリーにも一緒に参加しました。6年生は、「答えはどれだと思う?」と、しゃがんで1年生の目線に合わせて優しく尋ねていました。

 運動会では、毎年2学年交流種目が実施されるのも本校の特長の一つです。今年も6年生が1年生をおぶって走り、途中の「ケツ圧測定」ポイントで、1年生がお尻で風船を割って進む「BANG BANG ケツアツ」競技を共に楽しみました。1年生を大事そうに背負う6年生。そして、落ちないように6年生にギュッとつかまる1年生。どちらもドキドキしながらも、うれしそうな表情が印象的でした。

 運動会後も、休み時間を待ちわびたように1年生の教室へ向かう6年生の姿が見られます。また、ハイタッチしたり、一緒に丸太とびや鬼ごっこをしたりして遊ぶ1年生と6年生のほほえましい姿があちこちで見られるようになりました。「1年生の子が名前を覚えて呼んでくれてうれしい」「折り紙の折り方を教えてあげたら、ニコッと笑ってくれてうれしい。また教えてあげたい」と、1年生がうれしそうに笑う姿や、「また遊ぼう」とともに過ごす時間を楽しみにしてくれることに喜びを感じて、ますます交流が深まっています。