【尾張旭市立渋川小】情報モラル

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 パソコンや携帯電話などの通信機器を、個人的に持っている児童が増えてきています。「楽しいから」、「便利だから」と考え、安易に利用するとトラブルを引き起こしたり、トラブルに巻き込まれたりすることもあります。また、SNSやゲームにのめり込むあまり、勉強がおろそかになったり、生活が不規則になったりする場合もあります。そこで、家庭と学校が連携し、児童が正しく利用できるように、メールやSNSやインターネットの使い方や危険性について継続的に学習させることが必要となっています。
 本校は、毎年5、6年生を対象に情報モラル講座を開催しています。本年度は、5月20日に携帯電話会社より講師を招いて、携帯電話の使い方やマナーについての講演会を行いました。ワンクリック詐欺の危険性や対処の方法、無料ゲームにはアイテム購入や次のステージに進むために課金されることがあること、インターネットは世界中に情報が流出してしまうことなどの話を、キャラクターのアニメーションやクイズを通して、分かりやすく説明していただきました。児童はクイズに積極的に参加し、講師の話を真剣に聞いて学習していました。
 児童からは、「アニメーションが分かりやすく、無断で写真を撮ってはいけないことが理解できました」「勝手にメールアドレスなどの個人情報を教えていけないことが分かりました」などの感想があり、携帯電話やインターネットを正しく利用しようとする意識や態度を育てることができました。来年度は、保護者にも参加していただき、新しい情報をお伝えし、情報を共有したいと思います。
 また例年、保護者向けの「夏休みのくらし」では、「インタ−ネットの利用、携帯電話の使用についても十分な御配慮をお願いします」と明記し、保護者への協力を依頼しています。
 今後も各教科や総合的な学習で情報モラル教育を進め、情報社会をたくましく生き抜く児童を育成していきます。