【豊明市立豊明中】スマホ・ケータイ安全教室

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 6月24日、人権擁護委員と携帯電話会社の方の協力により、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。多くの生徒が身近に感じているスマートフォンの利用の仕方について、
(1)インターネットの特徴
(2)文字によるコミュニケーション用アプリケーションにおける問題点
(3)ネット利用で犠牲にしている時間
という観点で講話をしていただきました。

(1)インターネットの特徴では、「発信した文字や写真は、世界中に公開されているものである」、「インターネット上の情報は、不確かなものもある」、「発信した情報は永遠に残ってしまう」、「使っているスマートフォンに不正なアクセスが来ることもある」、「匿名投稿であっても、実際には匿名ではなく、個人が特定できる」、「インターネットは、実際の公共の場と同じである」という6つの内容を、動画やグラフを交えて紹介していただきました。
(2)文字によるコミュニケーション用アプリケーションにおける問題点では、LINEに代表される会話アプリによって起きる(と予想される)、読み違いによる誤解を解く方法について、友達であれば実際に会って会話をするとよいことを紹介していただきました。
(3)ネット利用で犠牲にしている時間では、最も多く削られる時間として、睡眠と家庭学習の時間が挙げられていました。それ以外の項目の多くが、自分が好きなことをする時間であるのに対し、睡眠と家庭学習の時間は生活をする上で重要な位置を占める時間なので、できるだけ削らないように生活することが大切であると教えていただきました。

 この教室では、生徒同士が対策を話し合う時間を設けていただき、大切なことは、まずは自分で考えることであると教えていただきました。また、この教室には保護者の皆様にも参加していただくことができました。子どもの意識だけでなく、大人の意識の向上や家庭でのルールづくりに役立てられればと思います。