【豊川市立千両小】一緒に活動するって楽しいね〜さつまいもの苗さし〜

 本校では、1年生から6年生まですべて単学級である。そのため異学年交流(縦割り班活動)を年間を通して行っている。6月には委員会の子と6年生が中心となり、学校の畑でさつまいもの苗さしを行った。4、5、6年生は、縦割り班のペア学年の子に教えるため、事前に苗さしのやり方を学習した。畑に着くと、ペアの子と一緒に畝を囲み、上の学年の子が下の学年の子に手本を見せた。「まず穴を掘ってね」「次はお水をあげるよ」「土のお布団を優しくかぶせてね」と、一つずつ丁寧に教えていた。何度か繰り返していくうちに、今度は下の学年の子から、「これでいいかなあ」「もっとやりたいな」と言う声が出てきて、自分から積極的に活動する姿が見られた。以下の活動の振り返りからも、仲間と関わることで、仲間の良いところを見つけたり、感謝する気持ちをもつことができたりしていることがわかる。これからも縦割り班活動を行うことで、仲間と関わる楽しさや班の中での役割を果たしていけるようになってほしいと思う。次の活動が今から楽しみである。

<活動の振り返り>
・お姉さんがやり方を優しく教えてくれたからできました。
・水が足りなくなってしまったとき、お兄さんがぼくのものにも水をかけてくれたのでうれしかったです。
・おいもができたら、班のみんなで食べたいです。
・私がやり方を話しているとき、1年生が良く聞いてくれていたので、上手に苗さしを行うことができました。
・片づけを班のみんなですることができたのでよかったです。
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