【碧南市立鷲塚小】情報モラル教育への取組

画像1 画像1
 本校では、情報モラル強調月間として、全学年で同じ時期に情報モラル教育に取り組みました。
 
 低学年の取り組みでは、低学年の児童でも理解できるようにNHK放送番組を利用しました。人の携帯電話がなったとき、自分ならどうするかを考え、主人公の行動について話し合いました。児童の中には主人公のように人の携帯電話に出たいという意見もありましたが、主人公がお父さんに叱られる場面では、「人の携帯に勝手にでてはいけない」「電話がかかってきたら大人に知らせる」など、主人公の行動が間違っていたことを確認できました。

 中学年の取り組みでは「事例で学ぶネットモラル」を使って、インターネットでの有料サイト、怪しいサイトを開かないことや、知らない人に自分や他人の個人情報を教えないことを学びました。児童からは、「電話やインターネットは危ないこともあるということがわかり、これからは気をつけようと思った」「困ったときは自分で判断するのではなく、おうちの人に相談する」といった意見が出ました。

 高学年の取り組みでは、肖像権について学習しました。授業を通して、子どもたちは何がよくて、何がよくないのか判断でき、その問題が身近なゲーム機を通しても起こることに驚いていました。他にも、ネット上でのいじめについて取り上げた授業もあり、児童からは「LINEなどは相手の顔が見えないので、その分使い方には気をつけないといけないと思った」などの感想が聞かれ、ルールやマナーの大切さに気づくことができました。

 今後も学年に応じた情報モラル教育を実施し、情報社会における適切な判断と望ましい態度を育てていきたいと考えています。