【刈谷市立小垣江東小学校】 情報モラル教育実践

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 6月23日(土)に、3年生から6年生までの児童と保護者を対象に、「親子で聴く講演会」を開催しました。今年度のテーマは、「情報モラル教室〜スマホ・ネット(SNS)利用の危険性を知る」でした。
 まず「病気として認知されたゲーム依存」について、動画を見ながら話を聴きました。「課金システム」のわなにはまってしまった子供が、うそをついたり、ごまかしをしたりする中で、健康をむしばんでしまうような状態に陥っていく過程からは、「ゲーム依存」の恐ろしさが伝わってきました。
 また、これまでの最新の研究による科学的なデータを基にした、スマートフォンが引き起こす「学力破壊」「脳からの資源流出」の話の内容は、とても衝撃的なものでした。
 最後に教えていただいたのは、各家庭でスマートフォンを持たせる約束事として、「スマートフォンを使うときのルールを、子供だけでなく大人も守ります」という項目を必ず入れなければならないということです。ママがスマートフォンばかり見ていて、自分を見てくれない男の子の気持ちを表した「ママのスマホになりたい」という絵本を基にしたお話からは、まずはスマートフォンの使い方について大人が変わらなければならないということを痛切に感じました。
 講演会を聴いた子供たちは、「私は無料通信アプリをやっていますが、これからは、相手の気持ちを考えて送りたいです」「ご飯を食べるときは、家族と目を合わせながら楽しく食べたいと思いました」「スマホやゲームをやり過ぎると学習したことを忘れるということを聞いて、ぼくはゲームの時間をもっと減らそうと思いました」などの感想をもちました。
 今回の講演会は、大人にとっても、子供たちを守るために何ができるかを、改めて考える大変よい機会となりました。

【豊田市立井郷中学校】情報モラル教育実践 −情報社会に生きる生徒たちのための授業−

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 本校の第1学年では、中学校で大きく成長する姿を考えさせ、その姿に近づいていけるように道徳教育を行っています。その一つが情報モラルに関する授業です。時期の設定や道徳の授業との関わりをもたせ、定期的に、情報モラルへの理解と自分自身の在り方について向き合わせて活動を行っています。

○4月下旬:道徳の授業1「コジマくん」(NHK提供の道徳資料)
 お笑い芸人が、SNSのグループトークの間違った使い方について考えさせる資料を用いて授業を行いました。グループトークから、仲間外れにされた友達をかばった友達が、次々に仲間外れに会うという内容から、SNSを使うときのモラルと自分自身の在り方や行動について考えることができました。

○6月下旬:道徳の授業2「スマホ宣言」(豊田市教育委員会によるスマホに関する資料)
 豊田市教育委員会が配布している小中学生を対象にしたスマホ宣言を用いて、自分自身の在り方や、今後の情報機器の使い方について考えさせるとともに、スマホやSNSなどのトラブルに他の生徒を巻き込んでしまったり、逆に巻き込まれてしまったりしないようにするために行いました。

 今後も、学校、地域、家族が連携をとり、情報モラルの理解が深まり、自分自身の行動を考えていける生徒を育てていきたいと思います。



【豊田市立御作小学校】豊かな心を育む活動

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 本校は、全校児童39名の小規模校ですが、人数が少ない分、子供同士が関わる機会が多く、その中で相手を思いやる心を育み、仲間としての絆(きずな)を深めています。

〇縦割り清掃活動
 全児童を六つの縦割り班に分け、年間通して清掃や遊びを一緒に行っています。その中で、上学年には下学年を気にかけた優しい言動が多く見られ、下学年には上学年のよい行いをまねしたり、指示を素直に聞いて動いたりする姿が見られます。特に、縦割り清掃は、2、3人で掃除をするため、上学年は必然的に下学年に掃除の仕方を教える立場になります。自分が上の子から教えてもらったことを、今度は下の子に伝えていくのです。伝統的に繰り返される活動の中で、子供たちは、当たり前のように互いを気遣い、思いやる心を育んでいきます。

〇読書に親しむ活動
 毎朝登校して自分の支度を調えた後、ほとんどの児童は図書館に向かいます。家庭読書も推進していて、毎月のがんばりを称賛し、進んで読書に親しめるようにしています。6月は、月のめあても読書に関するもので、図書委員会主催の読書祭りも行われました。その中で、委員会児童による大型絵本と紙芝居の読み聞かせが行われ、全校児童(読み手も聞き手も)がお話の世界を楽しむことができました。どの子も、いつも以上に本に親しむことができたようです。

【豊田市立明和小学校】学校保健委員会「めざせ!あったかハートのコミュニケーション」

 6月28日(木)に、「めざせ!あったかハートのコミュニケーション〜自分の気持ちを伝えよう、相手の気持ちを考えよう〜」をテーマに学校保健委員会を開催した。
 前半では、健康委員会の「ありがとうの木」の活動の紹介をした。子供たちが、友達や自分の家族に向けて、よい行いやがんばったこと、助けてくれたことなどに対する賞賛や感謝の気持ちを、葉っぱ形の手紙に書いて木の枝の絵に貼っていくという取組である。「いちりんしゃをいっしょうけんめいやっていたね」と運動会の練習をがんばっていた友達に向けて書いたり、自分のお父さんに「いつもおそくまでおしごとありがとう」と感謝する言葉を書いたりする子がいた。廊下に掲示された「ありがとうの木」を見た子供たちは、更にお互いを思いやる気持ちを通わせていた。
 後半では、家族への「ありがとうの木」の取組をもとに、この日同席した保護者と「ありがとうのメッセージ」の交換をした。「いつもおいしいごはんを作ってくれてありがとう」「お手伝いをしてくれてありがとう」などのメッセージがあり、中には子供たちの手紙を読んで涙を流す母親の姿も見られた。
 また、JRC愛知支部の方に来ていただき、ハンドマッサージによる親子の心のふれあいを体験した。「お母さんの手があったかかった」「ゆったりした気分になりました」と、会場全体が和やかで温かな雰囲気に包まれていた。

    〈ありがとうの木〉   〈ハンドマッサージによるふれあい〉
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【豊田市立市木小学校】文字だけで気持ちを伝えるメールの使い方を考えよう

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 本校の5年生が、2週にわたって実践した情報モラル教育の実践を紹介します。
 道徳の教科書「生きる力」に掲載されている「知らない間のできごと」と「メールの使い方」の資料を使って、情報モラルについて考えました。本時は、励ますつもりで送ったメールが、本人の思いとは違う伝わり方をしてしまったことから、メールで気持ちを伝えることの難しさを考えようという実践です。
 文字だけが届くことを実感させるために、2枚目の絵から見せました。「試合で失敗したときに『最悪だったね。シュートミスしちゃってさ。次はがんばって』こんなメールが届いたらどんな気持ちになる?」と聞くと、「悲しい」「ひどい」「部活に行きたくなくなる」などの意見が出ました。そこで、実はメールを送った友達は、「今頃喜んでいるだろうな」と思ってるよ。と、4枚目の絵を見せると、子供たちは「えー、何で」と口々に驚きの声をあげました。
 そこで、1枚目の絵を見せながら、友達は励ますつもりだったことを確認し、誤解を招かないメールの文面を考えました。班で意見交流をして、メールの文面を吟味しました。班で作った文を全体で交流して、相手を励ましたいという気持ちが伝わるかどうかを意見交流しました。「『次がんばればいいよ』は、上から目線だからいい表現ではない」「『がんばって』は人事に聞こえるからよくない」「『次は絶対入るよ』は、プレッシャーになるから言わない方がいい」という意見が出ました。逆に「『すごく惜しかったよ。でもすごくいいプレーだったね』は、言われてうれしい」「『失敗は成功のもと。またがんばろう』は、一緒にがんばるって感じがする」といった意見でした。
 最後に「文字で気持ちを伝えるときに気をつけること」を考えさせました。「マイナスな言葉じゃなくて、プラスの言葉を使う」「自分が書いてもらってうれしくなる言葉を使う」「がんばろうとがんばっての違いが分かった」「ざっくり言ったり、省略して言わないようにする」など、自分たちが文字だけが届くメールを送るときに気をつけることを考えることができました。
 今後も、メールやスマートフォンの使い方など、情報モラル教育に継続して取り組んでいきたいと思います。

【春日井市立小野小学校】 障がいのある人が困っていることを知るアイマスク体験

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 本校の3年生は、「総合的な学習の時間」で福祉について勉強しています。
 6月7日(木)には、視覚障がい者の気持ちを理解するという目的で、体育館でアイマスクをして、白杖(はくじょう)をついて障害物を避けて歩く体験をしました。2人1組になり、ペアの誘導に従ってコースを回りました。この体験を通じて、障がいのある人の困っている状態を知り、社会にはいろいろな立場や状況の人がいることに気づくことができました。
 児童の振り返りシートでは、「とても怖くて、目が不自由な人はこんなに大変なんだな」「ふだん通っている道が予想と違って大変でした」「町で白杖をついている人を見かけたら助けてあげたい」と書いてあるものも見られました。
 これからも福祉体験を通して、優しい心を膨らませていけたらよいと思います。

【安城市立安城南中学校】地域とともに防災に取り組む

 安城市立安城南中学校では、安城市中央地区社会福祉協議会並びに安城市市民生活部危機管理課の協力のもと、「安城市中学生防災隊防災教室」を開催し、1年生全生徒が参加しました。更に学区にある16町内会からも30名を超える方が来てくださり、地域と一体となって防災について学びました。
 これまでこの教室は、土曜日などに20名程度の規模で開催されていたものですが、南海トラフ地震などの危機が叫ばれ、さらには、阪神・東日本・熊本などの震災・地震等での被害において、共に助け合う姿勢が注目されていることから、中学1年生全員にその意識をもたせ、いざというときの力に自ら加わっていけるように考えました。
 当日は、学区在住で三河地震を経験された方より、「この地域での地震は、いつ起きてもおかしくないよ」と話をされた上で、戦時下に起きた大地震で学区の皆さんが困った様子をわかりやすくお話されました。また、「共助」についても、コミュニティサポーターの方がお話ししてくださいました。生徒は「自助」だけでなく、地域の方と一緒に「共助」の大切さも理解し、自分たちの可能性について考えました。
 本校にある防災倉庫に備蓄されているものが全て出され、生徒に向けて危機管理課の方が説明をし、簡易担架と簡易リヤカーの組立てを行いました。また、防災用簡易トイレの設営や井戸水の場所の確認、自作型の簡易トイレの説明などもありました。
 2時間があっという間で、内容の濃い防災教室でした。終了後には、修了証をいただきました。生徒は、今後、地域の防災訓練のボランティアに参加する予定です。

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【豊川市立萩小学校】楽しいコミュニケーションを考えよう

 本校5年生は、コンピューターを使った学習に意欲的に取り組み、ユーチューバーになりたいと考える子供が27%もいて、興味がある子を含めると61%となり半数を超える。ほとんどの子が、PCやタブレット、携帯ゲーム機などを親の許可なく使える状況にある。
 そこで、SNSなどへの写真の投稿について考え、楽しいコミュニケーションとは何なのかを考えることができるよう、本題材を設定した。
 はじめに、アイスブレイクを行い、同じ質問でも感じ方は人それぞれであることに楽しみながら気付かせた。「子供たちに人気のからい料理の定番と言えば」という質問に、カレーと答える子もいれば、「麻婆豆腐」と答える子もいたことを知り、「みんなカレーと答えると思った」など感想を述べる子がいた。
 次に「どのような写真はネットに公開してもよいか」を考えさせるために、「あなたがネットに公開されたらいやな写真はどれか」と問い、寝顔、変顔、自分の部屋、自分の運動中、自分の食事中の写真を掲示した。公開してもよいと思う境界線を考えさせたところ、人によって「いやだな」と感じる写真が違うことに気付いた子が多かった。「仲間ならいい」という意見もあったが、それが仲間以外にデータが渡ったら、問題になることも話合いの中で出たので、ネット上では簡単にコピーされ、拡散することを伝えた。
 さらに、ネットで公開するときのルールを話し合うことで、ネットの特性を考え、写真の公開を慎重に行わなければならないことを確認した。
 最後に、SNSで実際にトラブルになりそうなメールの会話をもとに、相手の表情や雰囲気がわからないことから、受け取り方の違いについて話し合った。そこで、「相手が冗談で言っているのか、本気で言っているのかがわからなかった」などの意見もあり、トラブルを回避するためには、コミュニケーションを十分にとる必要があることを学ぶことができた。


【常滑市立三和小学校】 ピカピカな三和小学校

 本校の児童は、一生懸命掃除を行うことができます。その理由は、二つあります。
 一つ目は、毎年、清掃道具を作っている会社の方に来ていただき、1・2年生を対象に、水ぶきや雑巾の絞り方など、掃除の仕方や掃除の意義について教えていただいています。
 二つ目は、ペア学年を主体とした縦割り班による掃除活動を行っていることです。上手なペアを見ていると、ペアのお兄さん、お姉さんの言葉がけや行動のすばらしさが見られます。共に掃除を行い、最後にはみんなで集まって、ねぎらいの言葉を伝え合っています。
 よいお手本があるから、1年生から6年生までの一人一人が、よいと思うことを進んで行うようになっていくのだと思います。
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【豊田市立高嶺小学校】車いす募金の取組を通して

 「体の不自由な人に車いすを贈ろう」をスローガンに、福祉委員会が全校に募金を呼びかけた。福祉委員の一人一人が、各クラスに出向いて活動の趣旨を説明し、協力を依頼したことにより、全校児童も活動のねらいをよく理解して、積極的に協力することができた。この募金活動で福祉や思いやりについて考える機会を得たことを生かし、道徳でも、「B 親切・思いやり」「B 相互理解・寛容」の内容項目で授業を行った。
 相手を思いやり進んで手助けしようとする心を養うために必要なことの一つは、人の生活の背景に、様々な状況や条件があると知ることである。体が不自由な場合の他に、国や地域として困難な状況にある場合、生活事情により望むような活動ができない場合など、一人一人の暮らしの背景を想像するには経験値が必要である。道徳の授業では、小学生の経験値から具体的に想像しにくい状況について、適切な実話やニュースを取り入れて理解を助けるよう工夫した。
 もう一つは、自分とは異なる行動様式や考え方を理解しようとする態度を養うことである。受容し合い共に幸せになる方法を探そうとする姿勢を育てるために、道徳の授業では、相手はなぜその行動をとったのか、そのときどんな気持ちだったのか、を考えられるよう発問を工夫した。
 4年生の道徳科「心と心のあく手」は、足の不自由なおばあさんを気にかける「ぼく」の気持ちの変化を追いながら、おばあさんのがわの気持ちも考えて意見交流を行った。「人助けはよいけど、相手がしてほしいことは何かを考えることが大切」「何でもしてあげるのではなく、必要なだけ助けた方が相手はうれしいんだ」などの気付きがみられ、「例えば、車いすを自分で押せる人は、いつも押してもらったら喜ばないかもしれない」と、車いす募金を授業につなげて発言できた児童もいた。
 今後も、様々な活動と道徳科の学びをつなぐことで、子供たちの心を育てていきたい。


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【尾張旭市立白鳳小学校】携帯安全教室

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 5・6年生を対象に、情報モラルについての講習会を行いました。取り上げた事例は、無料通信アプリでの言葉の受け止め方に端を発した女子同士のトラブル、気軽に撮影した悪ふざけの写真のインターネットによる拡散などです。一つ一つの事例のアニメーションを視聴した後、講師の先生の質問に対する答えを考えながら、トラブルを回避するためのポイントや、万一トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法を学びました。
 子供たちは、アニメーションを通して、これまで便利なものとして受け止めていたスマートフォンやタブレット端末という機器の「怖さ」を実感できたようです。「これからは、無料通信アプリなどのSNSを利用するときは、言葉遣いや顔文字、スタンプの使い方に気を付けたい」と多くの子供たちが感想を述べていました。
 今回の講習会を機に、改めてスマートフォンなどの使い方のルールを見直した家庭もあったようです。しかし、家の人に話すと無料通信アプリを止められるから話せないという児童もいました。
 今回は、他人の事例から学びましたが、今後は、相手のいやがる言葉とは具体的にどんな言葉なのかなど教室でお互いの気持ちを交流させ、受け止め方の個人差に気付かせながら、更に自分のこととして情報モラルについての意識を高めていきたいと思います。

【一宮市立萩原小学校】ケータイ安全教室

 携帯電話会社の方を招いて、スマートフォンや携帯電話を安全に使うために気をつけなければならないことを学習する、「ケータイ安全教室」を開催しています。
 インターネットを身近なものとして感じている児童は多く、便利さや楽しさが先行しがちです。顔の見えない相手とつながることの危険性や、一度インターネット上に出した情報は消せないことなどを、わかりやすく説明していただきました。
 また、三つの質問に答えるだけで、そこにいる児童全員から、たった1人を特定するという実験には、驚きの声が上がりました。どの児童も、クイズに答えたり、どうするとよかったかを考えたりする中で、スマートフォンや携帯電話は、使い方を間違えると、とても怖いものであるという認識をもち、使うときは人に迷惑をかけてはいけないということを学習しました。
 これから先、多くの児童がスマートフォンや携帯電話を持つことと思いますが、家族でも話し合い、上手に使ってほしいと思います。
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【岡崎市立常磐南小学校】どうしたらメールのトラブルをふせげるのかな

 現在、子供たちはネットワークにつないだ機器に触れる機会が多い。自分用の携帯電話やスマートフォンを持っている児童は少ないが、保護者のものを借りている児童はとても多い。保護者が現在使っていないスマートフォンをWi-fiにつなげて、ゲームやメールを行っている児童が多かった。
 そこで、メールによるトラブルを理解し、防ぐ術を学習する機会は重要であると考えた。「NHKschoolの時々迷々」から「声なきメッセージ」のビデオ教材を視聴した。そこでは、メールを使ったトラブルが起きており、子供たちも熱心に見ていた。
 担任が「どうしてメールはトラブルになりやすいのかな」と問い、グループ活動で話し合うと
・顔が見られないから
・冗談で言っているのかわからないから
・きつい言葉をつかっているから
・あまり考えないで送っているから
・友達同士で連絡をまわしたりするから
と答えた。
 その後、「どうしたらトラブルを防ぐことができるのかな」と問うと
・送る前にもう一度確認する
・誤解されるような言葉を使わない
・悪口を書かない
・画像を勝手に載せない
・必要なこと以外書かない
と答えた。
 最後に、「みんなは、今後メールは使いますか」という問いに対して児童のワークシートから
・「今後、私は携帯電話を使う機会があると思います。今日の授業からメールには気を付けないといけないことがたくさんあることを学びました。自分がよいと思っても誤解されたり、おこらせてしまうことがあるので、文章を確認することが大事だと思いました」という記述があり、考えが深まったことが確認することができた。

【田原市立泉小学校】 地域をきれいに〜海岸清掃〜

 本校では、毎年、縦割り班で海岸清掃を行っています。今年は、天候にも恵まれ、協力して取り組むことができました。
 初めに、運動場に縦割り班で集合します。6年生を先頭に15分ほど歩くと海岸に到着します。次に、環境委員会から、ごみの分別についての説明があります。決まった色の袋に、ペットボトルやひも、ガラス瓶などを入れていきます。ボランティアの保護者の方も参加し、1時間ほどの清掃で、コンテナいっぱいにごみを拾うことができました。
 その後、全校で潮干狩りを行いました。バケツいっぱいアサリを採ったり、アナゴを捕まえたりし、楽しく過ごすことができました。学校に帰ってからは、保護者の方が作ったおいしいアサリ汁を食べ、大満足の1日でした。今年も、全校で協力し『元気いっぱいニッコニコ』の1年になりそうです。

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【あま市立美和小学校】ケータイ・スマホの安全な使い方

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 本校では、6年生の児童を対象に毎年「ケータイ・スマホ安全教室」を行っています。外部から講師の方に来ていただき、実際に起きたメッセージアプリでのトラブルをもとに、加害者にも被害者にもならないための対策を教えていただきました。また、ネット依存やゲーム依存になるとどうなってしまうのかについても学びました。子供たちは、ネット上のコミュニケーションでは、相手の立場に立って、ルールをしっかり守り、かしこく活用できるようにすることが大切だと感じたようです。
 昨年度は、教員や保護者向け講義も行っていただき、フィルタリングについて学んだり、親と子のルールをつくる大切さを教えていただいたりしました。
 現在、5年生の携帯電話やスマートフォン(キッズ携帯も含む)の所持率は、50%を超えています。またメッセージアプリを使い、やりとりをしたり、グループをつくって会話をしたりしている児童も少なくありません。もちろん便利なものではありますが、使い方によっては相手を傷つけてしまうことがあり、いじめにつながってしまうこともあります。困ったことがあったら、大人に相談する大切さも引き続き伝えていきたいと思います。そして、何より画面上での付き合いではなく、顔を合わせて言葉を交わす実際のつながりを大切にして、周りの人との人間関係を築いていってほしいと思います。

【一宮市立南部中学校】地域と、自分と仲間を輝かす「奉仕の日」

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 毎年5月の初めには、本校伝統行事である「奉仕の日」が行われます。ここでは、美化活動(地域の除草・清掃活動)、緑化活動(校内の緑化環境整備)、防犯活動(交通安全・防犯の呼びかけ)が行われます。
 日ごろからお世話になっている方々への感謝の気持ちを表す奉仕活動ではありますが、一方で、年度初めの仲間づくりの側面もあります。新年度を迎え、まだ十分に関係ができていない新しい学級の仲間と、奉仕活動を通して関係を深めます。
 こうして「奉仕の日」は、地域と、生徒自身と仲間を輝かせます。

【一宮市立葉栗小学校】関わりを通して、思いやりの心を!

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 本校では、年に3回、一宮特別支援学校との交流会を行っています。一緒にゲームをしたり、歌を歌ったりして楽しい時間を過ごします。他にも図工の作品を交流して思いを伝え合います。
 6月22日に行われた1回目の交流会では、楽しく話をしたり、「押すよ」と声をかけてからゆっくり車いすを押したり、相手の負担にならない程度に手や頭に触れてコミュニケーションをとったりしていました。
 また、じゃんけんをするゲームでは、相手に合わせてゆっくり声を掛ける姿も見られました。会話の中には、今、夢中になっているユーチューバーや乗り物の話などもしていました。自分との違いを理解しながら、同じ仲間として楽しく交流する姿がとてもほほえましかったです。
 今回の交流会では、相手を思いやる気持ちや優しい対応が多くあり、充実した時間を過ごすことができました。
 あと2回、交流会があります。相手を思いやる心をより広げていきたいと考えています。

【安城市立安城東部小学校】 笑顔いっぱい親子ふれあい活動

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 「お母さんと竹笛を作りました。ナイフを使うのは、初めてだったけれど、お母さんが手伝ってくれたので楽しくできました。おもちゃ作りの先生が、吹き方を教えてくれました。ピーッとなりました。友達と競争して吹きました。また、作りたいです。」これは、「親子ふれあい活動」に参加した子供の振り返りです。
 本校では、毎年、地域の公民館の協力を得て、「親子ふれあい活動」を行っています。今年は、15の講座に90人を超える講師の方が協力してくださいました。中には、母校のためにアメリカから一時帰国してくださった方もいました。
 当日、子供たちは、朝から笑顔満開。おもちゃ作りの講座に参加する2年生は、初めてのナイフにどきどきしつつも、後ろから支えてくれるおうちの方の温かさを感じて、一生懸命に竹を削っていました。できあがった竹笛を吹いたときのきらきらとした笑顔。親子で一つの作品を作り上げる時間は、何とも言えない優しい時間が流れ、共通の話題ができたことで、また少し、親子の絆(きずな)が強くなったように感じました。
  

【岡崎市立羽根小学校】自分らしさを大切にできる子をめざして

 本校では、毎年、保健主事・養護教諭・PTA保健体育部が中心になり、高学年の児童と保護者を対象に、「学校保健委員会」を開いています。
 今年度は、「お互いを認め合いながら、自分らしさを大切にできる子 〜いろいろな性を知り、思いやりの心を広げよう〜」をテーマに外部講師の方を招き、講話と質疑応答の時間をとりました。
 トランスジェンダーの方が、子供たちと「好きなもの」や「将来の夢」を語り合うことで、自分の思いを素直に表現できる喜びを伝えました。3人のトランスジェンダーの方と間近に触れ合う機会もあり、子供たちの心により深くトランスジェンダーの方の思いが響いたようです。
 講師の方の話を聞き、子供たちから「みんな違ってみんないい、ことがわかりました」「誰に対しても優しい気持ちで接したいです」という感想がありました。今後も、子供たちの心に響く教育活動を推進していきたいと思います。

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【豊橋市立豊小学校】インターネットでの適切なコミュニケーション

 4年生の児童を対象に、インターネットでの適切なコミュニケーションについての授業を行いました。事前にアンケートを行い、友達と直接会って話をする以外によく利用するコミュニケーションの方法を聞くと、電話、手紙に次いで、電子メールやSNS、無料通話アプリを利用している児童が少なからずいることがわかりました。また、インターネットで友達とトラブルになったことがあると答えた児童も、少数ですがいました。インターネットなどを全く使わない児童もいましたが、今後、年齢が上がるにつれ、インターネットなどの利用や、それに伴うトラブルも増えていくと考えられます。
 そこで、友達とのオンラインゲームでのコミュニケーションでトラブルになってしまった動画を視聴し、その理由について考えました。子供たちは、相手と直接会っていないからこそ、相手の気持ちがわからず、誤解やすれ違いが起こってしまったことに気づきました。そして、相手の気持ちを考えて発信すること、スタンプなどに頼らず言葉でわかりやすく伝えること、言葉づかいを優しくすること、ルールをあらかじめ決めておくこと、トラブルが起こったら早めに直接会って話をすることなど、インターネットでのコミュニケーションについて気をつけるべきことを考えることができました。
 今後も、情報モラルに関する授業を行い、正しい知識を身につけさせていきたいと思います。

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