【豊橋市立大清水小学校】楽しみだね ふれあい団活動 〜望ましい人間関係をめざして〜

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 本校では、全学年を縦割りにし、木曜日の昼休みの時間を使って異学年交流(ふれあい団活動)を行っています。
 5月24日は、本年度最初の「ふれあい団活動」の日。6年生のリーダーが、低学年でも楽しめるような内容を考え、1〜6年生の子たちが鬼ごっこやドッジボールなどで楽しく遊ぶことができました。高学年の子たちは、低学年の子が困っていると優しく声をかけたり、カラー石灰を使って線を見やすく工夫したりして、周りに気を配りながら活動していました。
 本年度からは、年2回の「530運動」も「ふれあい団活動」で行うことになり、5月28日に1回目が行われました。リーダーが中心になって、草取りやごみ拾いを行い、低学年のよいお手本となって活動することができました。なかなか抜けない草を力強く抜く高学年の姿を見て、1年生は「すごーい!」「さすが6年生!」と声を出しながらがんばっていました。また、高学年の子たちが低学年の子たちを気遣いながらごみを集め、力を合わせて活動している姿を見て、ほほえましく思いました。
 1〜6年生が一緒に活動する「ふれあい団活動」を通して、関わり合う喜びを感じながら、社会性を身につけられるよう、今後も、月に1回の「ふれあい団活動」を行っていく予定です。

【津島市立神島田小学校】e-ネット安心講座

 本校では、4、5、6年生を対象に、「e-ネット安心講座」を開きました。保護者が使う携帯電話やスマートフォンだけでなく、児童の周りにはインターネットにつながるゲーム機やパソコンもあります。
 また、年々、児童の携帯電話やスマートフォンの所有率も増加しています。最近ではSNSの発達により、家にいても友達と無料通信アプリなどのメッセンジャーアプリなどで連絡をとったことがあるという話もよく聞きます。そこで、講師の方をお招きして、情報機器を使うときの正しいルールや望ましいマナーについて具体的な事例を交えながら学ぶ機会をもつことにしました。
 今回のテーマとなった四つの言葉は、「ネット依存」「ネットいじめ」「なりすまし・さそい出し」「個人情報」です。インターネット上での何げない会話が思わぬトラブルのもととなってしまう事例や、SNSで知り合った相手と実際に会う約束をすると、事前に聞いていた情報とは全く違う人が来て危険な目に遭ってしまったという事例を映像で学びました。SNSが児童にとって非常に身近なものとなっている現状から、他人事ではない問題であり、集中して映像や講師の方の話に耳を傾ける姿が見られました。
 携帯電話やスマートフォンなどの情報機器は、便利な道具ですが、常に危険と隣り合わせになっています。正しい使い方を知り、適切に使用する力を身に付けていってほしいと思います。

≪活動後の児童の感想≫
・携帯電話やスマートフォンは、誤って使用すると友達に迷惑をかけてしまうかもしれないのなら、ただの便利グッズではなく、厄介な恐ろしい物になるかもしれないなと感じました。
・「〜ない」という言葉の意味はいっぱいあるので、無料通信アプリなどでは使い方を考えなければいけないなと思いました。
・インターネットの犯罪は、誘拐などの犯罪とは違い、相手の顔が見えないのでより怖いと思いました。

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【豊川市立一宮南部小学校】元気にしよう ぼく・わたしの心

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 昨年度の学校保健委員会では、「元気にしよう ぼく・わたしの心 〜見方を変えて、気分をコントロールしよう〜」と題し、4〜6年生の児童が、講師の方と一緒に心の健康について考えた。人間関係の中で、相手の言動に腹を立てたとき、その場を離れたり、深呼吸したり、見方を変えたりすることが大切である。
 また、仲直りにはいろいろな方法がある。そして、よい心は規則正しい生活が元になっている。このようなことをグループ討議やワークシート学習で進めた。
 「友達のよいところ探しは言うほうも言われるほうも気持ちがいいのでどんどんしていきたい」(5年女子)のように、「よいところ探し」を楽しんだり、「うまくいかないとき、自分のことがいやになってしまうが、見方を変えると自分にもよいところがあると考えられるようになった」(6年男子)のように自分を見直す機会になったりした。

【豊田市立石野中学校】称賛活動を通して育む自己肯定感(心の健康を育むための生徒支援)

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 本校では、平成5年度より「きらり石野賞」の称賛活動を実施している。この活動の目的は、よい行いや態度を認められることで、自己肯定感を高められるところにある。そして、友達のよいところを見つける目を養い、それを伝えることのできる心を育てたいと考えている。2年前から全面的に委員会活動として実施し、友達のよいところ、頑張っている姿、勇気ある行いを「きらりカード」に書き留めたり、友達の頑張りにエールを送ったりしている。
 「きらりカード」は、1階職員室前の廊下にある掲示板に継続的に貼り、他学年の生徒の頑張りやキラッと光る行いを紹介している。一定期間掲示した後、表彰状を贈ることで励みにもつながっている。年度末には、1年間で一定数以上の「きらりカード」を書いた生徒や紹介された生徒を「石野大賞」として表彰している。昨年度は、ほぼ全員というほどのたくさんの生徒が表彰されている。これは、相手を認めることを大切にという石野中学校の意識の象徴である。
 生徒からも「自分のことを書いてもらえるとすごくうれしい」「自分でも気づかないところを友達がほめてくれて、自信になった」といった感想があり、生徒の自己肯定感を高める活動になっていると感じている。
 そして、今年度は、生活委員会が「キラリ週間」という各行事後1週間の強調週間を設け、更にレベルアップをさせていき、全員が表彰状をもらえるように頑張って取り組んでいる。回数ではなく、内容面での充実を図って心ある石中生に育てていきたいと考えている。

【一宮市立北方小学校】夏休み前に

 1学期に6年生で行ったアンケートでは、自分のスマートフォンや携帯電話を持っている児童や、ゲーム機の通信機能を使ってSNSなどのやり取りをしている児童を合わせると、学年の半数以上を占めることが分かりました。オンラインでのやり取りで被害を受けたり、生活習慣を崩したりしないように、夏休みを迎える7月に「スマートフォンなどを使う時の心構えについて考えよう」というタイトルで、話合い活動を行いました。
 まず、教師がスマートフォンやゲーム機の利便性と、扱う上での危険性について例を挙げた後、児童一人一人が自分で考えた後、グループで意見の交流をし、「安全に楽しくスマートフォンやゲーム機を使うためにはどうしたらよいか」を話し合いました。

(児童の感想)
・スマートフォンやインターネットでは、軽い気持ちで個人情報を流してはいけないと思いました。
・スマートフォンやインターネットは楽しいものだけれど、怖いものでもあると思いました。これからは気をつけて使っていきたいです。
・知らない人と連絡先を交換することで、大きな事件につながるかもしれないから、気をつけた方がよいことが分かりました。
・たった1回、SNSなどに書いたりしたことが、一生残ることになってしまうから、何も書かないようにしたいです。親の言うこともよく聞いた方がよいと思いました。

 自由に過ごす時間が長い夏休みにこそ、その時間を大切に過ごしてほしいと思います。今後も、道徳科を中心に各教科を含め、情報モラルの指導を継続していきたいと考えています。

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【豊橋市立富士見小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 スマートフォンや携帯電話はとても便利な道具です。しかし、便利な点が強調されがちで、その裏に潜んでいる危険性や被害の深刻さについては、十分に理解されていません。
 そこで、子供たちが利用する際、安心・安全な使い方ができるようになってほしいと願い、4年生以上を対象にスマートフォンや携帯電話の正しい利用方法についての講習会を開き、情報モラルについて学ぶ機会を設けました。
 講習会では、インターネット上に写真を投稿したことで個人情報が漏れてしまうこと、お金がかかるアプリやサイトの使い過ぎで大金を請求されること、誤解を招く書き込みによってトラブルになることなど、具体的な事例をわかりやすく紹介してもらいました。危険な目に遭わないためにも、時間を決めて使う、勝手に判断せずに家の人に相談するなどのルールを話し合って決めることや、フィルタリングの設定をすることの大切さを教わりました。
 講習会のあとの感想には、「使い方を間違えると危険なことになることがわかった」「自分が使うようになったら家の人と話し合いたい」などとありました。今回学んだことを生かして、スマートフォンや携帯電話を正しく使う態度を身につけてほしいと思います。

【岡崎市立竜谷小学校】竜谷っ子ピカピカ大作戦

 本年度より、本校では、これまでの「学区ボランティア活動」を見直し、子供たちが地域に貢献できたことを実感できる活動にできないかと考え、名称を「竜谷っ子ピカピカ大作戦」と改め、活動内容も変えていくことにしました。
 従来の活動では、通学路のごみを拾いながら下校をするというものでしたが、あまりごみがなく、低学年の子供たちは、通学路をきれいにしているという実感もないまま下校してしまうことになっていました。そこで、本年度は、学区内で子供たちがよく利用する施設や場所を3か所に絞り、そこの草取りを集中して行うことにしました。場所と活動を絞り込んだのです。このことによって、どの学年の子供たちにも目的がはっきりするのではないかと考えました。また、活動しながら下校するのではなく、目的意識を明確にするために、活動後は学校へ戻ってくることにしました。地域のために草取りに行くのであって、下校のついでにごみを拾うというような意識で活動しないようにしました。さらに、3年生から6年生までの子供たちが学年をこえて縦割りで活動をする「縦割り班」で行いました。1、2年生は、移動距離の関係もあり、学校の運動場の草取りをしました。
 これらのことにより、6月27日に行われた「竜谷っ子ピカピカ大作戦」では、子供たちは、「学区子どもの家」周辺・竜泉寺公民館周辺・神社の草を真剣に取っていました。また、地域の方も手伝いに来ていただきました。子供たちは、自分たちが住んでいる地域に貢献しているんだという思いを高めたようです。ここで、感想を紹介します。
・子どもの家の周りの草を取りました。すごくつかれました。でも、すごくきれいになりました。とてもうれしかったです。
・いっぱい草が生い茂っていたけれど、少しでも、みんなの力できれいにできたので、よかったです。
・けっこう草がいっぱいあったけれど、あきらめずにやり、きれいになったことがうれしいです。
 後期は、11月に落ち葉拾いを予定しています。子供たちの学区を大切にしていこうという気持ちが更に高まることを期待しています。

【岡崎市立細川小学校】動画との正しい付き合い方

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 児童のなりたい職業アンケートで急増しているのが、ユーチューバーである。これは、動画共有サービスなどの動画の存在が、児童にとって身近にあることに起因すると考えられる。自分のスマートフォンを持っており、動画を見たりゲームをしたりしている児童もいる。また、自分のスマートフォンを持っていなくても、親のものを借りて、動画を見ている児童もいる。
 そこで、本校では5年生を対象に、動画との付き合い方について道徳科の授業を行った。本時では、「小学校の近くの公園で、腕相撲をした様子を【○○小学校の○○くんと腕相撲で勝負】というタイトル名で掲載されたらどう思うか」と、「もらったお年玉を開封する動画を掲載し、見た人はどう思うのか」の二つの事例について考えた。
 一つ目の事例は、「自分の顔や名前が多くの人に知られてしまう」「動画を見た人に、自分が○○小学校に通っていることが知られてしまう。もし悪い人に見られたら、怖い思いをするかもしれない」というように「個人情報の漏洩(ろうえい)の危険性」について考えることができた。
 二つ目の事例は、「自慢しないで」「こんな動画見てもおもしろくない」といったように、動画の投稿者を非難する考えが多くあがった。
 授業の最後に、自分たちがどのように動画と付き合っていきたいかを考えた。児童はワークシートに、「動画を撮るときは、自分の情報を教えないようにしたい」「動画を見る人の気持ちまで考えて、投稿するようにしたい」「もし、将来ユーチューバーになったら、人が嫌な思いをする動画ではなく、笑顔になる動画を出したいと思った」などと記載していた。
 児童にとって身近な存在になってきている動画。正しく使えば面白いのかもしれないが、そこには危険があることを考えることができたのではないかと思う。 

【みよし市立北部小学校】道徳科でインターネット使用のルールづくり

 4年生では、道徳科で「気持ちのよいコミュニケーション」について考えました。
 授業の始めに、スマートフォンやインターネットの使用状況を聞き、多くの子供たちが何らかの形で接していることを確認しました。
 その後、「スマートフォンやインターネットは□」という文型を与え、□の中に入る言葉を考えさせました。子供もたちからは、「いじめやけんかのもと」「怒られる」「危険」などのネガティブな意見と、「ゲームができる」「メールができる」「楽しい」「便利」などのポジティブな意見が出されました。インターネットは、「よいもの」と考える意見と「悪いもの」と考える意見を整理し、本当はどうなんだろうと考える視点を与えました。
 その後、教材「あなたはどう思う?」(「明るい心」より)を読み、思ったことを発言させました。この教材は、インターネットの掲示板に、友達の秋子さんの名前や住所、所属学校、今後のスケジュール等が書き込まれているのを見つけた場面を取り上げています。「ほめているからよい」と感じた子も数名いましたが、個人を特定できる情報を載せていることに危機感を覚えた子の発言を聞くことで、考えを改める姿が見られました。また、「相手の気持ちを確認することなく、勝手に載せるのは、かわいそうである」という意見も出されました。
 最後に、今後、便利で楽しく使うための「インターネットのルール」を考えたいという子供の意見を受けて、以下のようなルールをつくりました。
・個人情報を載せない。
・相手の気持ちを考えて使う。(されて嫌なことはしない)
・何かを調べるときに使う。
・よいこと悪いことを判断して使う。
 授業後のノートには、「今まではあまり考えて使っていなかったけれど、これからは自分でよいか悪いかを判断して使いたいです」「個人情報を知らせてしまうと危険なことになることがあるから、載せないように気をつけたい」などの感想が書かれていました。

【愛西市立八輪小学校】異学年交流を通して

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 本校は、全校児童107名、全学年単学級の小規模校です。6年間クラス替えがなく、限られたメンバーで小学校生活を過ごす児童が、より多くのコミュニケーションをとる機会を得たり、異学年交流を通して思いやりの心を育んだりすることを目的として縦割り班活動を行っています。
 縦割り班では、運動会や「6年生を送る会」での活動を共に行うだけでなく、年間10回「八輪っ子タイム」の時間を利用して、一緒に遊んだり、本校が取り組むFBC活動の花壇作りのために苗を植えたり、除草をしたりしています。
 遊びを考えるのは、6年生の役割で、1年生から6年生まで全員が楽しめる内容を工夫することで、思いやりの心が育っています。また、種から花を育て、初秋にかけて美しい花が花壇を彩る様子を楽しむことで、自然や環境について考えるよい機会ともなっています。

【豊橋市立大村小学校】思いやりと尊敬の心を育む「なかよし班活動」

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 本校は、全校児童207名の学校です。異学年交流の場として、縦割りで「なかよし班活動」を行っています。
 5月には、「なかよし遠足」があり、なかよし班で動物園をウォークラリーをしました。6年生を中心に、クイズの答えをみんなで考えたり、チェックポイントを探したりしました。高学年の子は低学年の子にわかりやすく教え、やさしく声をかける姿が見られました。帰りのバスでは、どの子も「楽しかった」と口々に言っていました。
 また、「なかよし集会」では、運営委員会が考えた遊びに、各班が一丸となって取り組んでいます。
 これらの活動を通して、高学年の子供たちには、下の学年を思いやる心が育まれ、低学年の子供たちには、高学年に対する信頼と憧れの心が育まれていると感じています。これからの「なかよし班活動」を通して、どの学年の子供たちにも思いやりと尊敬の心が更に育まれていくことを期待しています。

【高浜市立高浜中学校】赤ちゃん親子ふれ愛交流会

 本校では、3年生を対象に、赤ちゃんとの触れ合いを通して命の尊さを理解する授業を実施しています。交流会に向けて、赤ちゃんとの交流に興味をもったり、想像したりしやすいように、生徒たちは昨年度の交流会の写真や映像を見たり、主催者の方に赤ちゃんと接するに当たっての願いや思いを聞いたりしました。また、親の気持ちを理解し、優しい気持ちで赤ちゃんに接しようとする心を育むために、生まれてから今までの自分について保護者の方にインタビューをしてきました。
 交流会では、生徒と母子が班ごとに対面しました。生徒たちは自己紹介の後、赤ちゃんを母親から受けとり、優しく抱き上げました。母親からあやし方を教わったり、おむつ替えを手伝ったりしました。赤ちゃんと接する機会がない生徒も多く、はじめは緊張気味でしたが、腕の中で赤ちゃんが見せる無邪気な表情に自然と笑みがもれるなど、ふだんの授業では見られない生徒たちの姿を見ることができました。
 交流会後に生徒たちが書いた感想には、赤ちゃんと触れ合ったり、自分自身の過去の様子や親の思いを聞いたりすることで、親から子供にそそがれる愛情についての気づきが多く書かれていました。この交流会での生徒たちの表情や感想から、命の尊さを体験的に学ぶことができたと感じました。
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【稲沢市立稲沢西小学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では、スマートフォンや携帯電話を安全に使うためには、どのようなことに気を付けたらよいのかを考える機会とするため、5、6年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
 講師として、専門の方をお招きし、スマートフォンが原因で起こったトラブルの実例を紹介していただいた後、各家庭でルールを決めて使用することの大切さについて教えていただきました。
 児童から、「当たり前に使っているけれど、こんなに怖いとは思わなかった」「知らない人とは無料通信アプリをしないようにしようと思った」「家族で相談してルールを決めて使おうと思った」などの声を聞きました。
 また、保護者向けにリーフレットを配付し、家庭のルールをつくることやフィルタリングを設定することについて呼びかけました。
 スマートフォンや携帯電話等は、大変便利な道具ですが、使い方を間違えると危険なことに巻き込まれる恐れがあります。安全に使いこなすことを、子供も大人も再認識するよい機会となりました。

【豊川市立長沢小学校】 たてわり活動「おしろやま班」

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 本校は、全校児童177名の小さな学校です。特色ある取組のひとつに「おしろやま班活動」があります。これは1年生から6年生までの全校児童を縦割りにし、一年を通して様々な活動を「おしろやま班」で取り組むというものです。
 「1年生を迎える会」では、初めて「おしろやま班」のメンバーが顔を合わせます。6年生が班長として司会進行をして、メンバーの自己紹介やインタビューを行います。班対抗のゲームも行います。「新聞乗りゲーム」ではどんどん小さくなっていく新聞紙に班のメンバーが乗れるように6年生が1年生をおんぶするなどして、各班で工夫をしていました。笑顔あふれる心温まる時間になりました。
 一年を通して「おしろやま掃除」も行っています。月曜日、火曜日、木曜日は「おしろやま班」で掃除を行います。高学年は低学年に掃除の方法を教えたり、低学年は高学年の働く姿を見て、効率のよい掃除のやり方を学んだりします。
 他にも、運動会での「おしろやま種目」や、読書週間では「おしろやま班」での読み聞かせや、おすすめの本の紹介も行います。「寺子屋タイム」では、「おしろやま班」のメンバーで高学年が低学年に算数の勉強を教えています。
 「おしろやま班」で行う様々な活動を通して、班の仲間との絆(きずな)も深まってきています。今後も子供同士が心のつながりを感じられるような時間になることを願っています。

【春日井市立八幡小学校】情報モラル教育の第一歩

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 1学期の終業式を目前に控え、1年生のクラスで、初めてパソコンを使う授業を行いました。調査の結果、本校の児童においてもパソコンやスマートフォンを使い始める年齢が年々下がってきていることが分かっており、正しい知識をもって、正しい操作を身に付ける(間違った操作・危険につながる操作はしない)ことは喫緊の課題です。
 そこで、本校では、6年間を見通した情報教育の指導目標と使用するNetモラル教材を設定し、情報教育に取り組んでいます。
 この日は、PC教室でのルール、電源の入れ方、パスワードの入力方法、起動、終了といった基本を学習しました。戸惑いながらも画面が動くたびに「ワー」「動いたー」「できたー」と歓声が上がっていました。
 今後も全校を挙げて、情報教育に取り組んでいきたいと思います。

【岩倉市立曽野小学校】自尊感情と共感力をもち、たくましく生き抜く児童の育成

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 曽野小学校では、心と体がたくましい児童を育成するために、自分自身を大切にする自尊感情(自己肯定感)と、他者に共感する力の育成を行っています。それは、自尊感情とともに他者に共感し、協調する力があることによって、社会に貢献できる健康でたくましい児童が育成できると考えているからです。
 さらに、心と体の授業では、全員参加を保障し、関わり合い認め合う活動を取り入れることで、主体的に学習する意欲と、他者を認める心情を培っています。
 本校4年生道徳科の授業では、「本当の思いやり」を主題に研究授業に取り組みました。「本当の思いやり」の資料で、相手の気持ちに共感しながら、人のために親切にすることはどんなことなのかを考えました。

【豊田市立小渡小学校】 パスワードについて考えよう

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 事前アンケートの結果から、子供たちは、ネットワークをつないだゲーム機、スマートフォン、コンピュータなどにふれる機会が多いことが分かった。その際、保護者所有の機器を使う場合は、パスワードを意識して使用する場合もあるが、特に子供たち所有のゲーム機を使う場合は、パスワードを意識している子供は少ないことがわかった。
 そこで、情報モラル教材の「パスワードについて考えよう」の教材を使って、よいパスワードの設定の仕方を学習した。
 まず、「パスワードをかける理由」について子供たちに尋ねると、
・情報が洩れる。(個人情報が見られる) ・狙われる。
・変なメールや手紙がくる。・乗っ取られる。 
・データがいじられ、変えられる。(消される)
などと答えた。
 次に、携帯電話を落とした場合の動画を視聴し、「携帯談話を落とすと、どうなるか」と子供たちに尋ねると
・知らない人に携帯電話の中身を見られる。・個人情報を見られる。
などと答えた。
 その後、友達のパスワードを見て、そのパスワードを使って無断でゲームやメールを送る動画を視聴し、「パスワードを見た人(ゆうさく)、見られた人(けんた)の問題点は何ですか。またそれぞれどうすればよかったですか」と子供たちに尋ねると
(ゆうさく) ・ゲームのアイテムを勝手に使った。
      ・けんたくんになりすまし、勝手にメールを送った。
         ↓          
      ・けんたくんのハスワードを使わない。
      ・人のパスワードを見ない。
(けんた)  ・パスワードを言ったり、見られるようにした。
         ↓  
      ・パスワードを言ったり、見せたりしない。
などと答えた。
 最後に、よいパスワードの設定の仕方を動画で視聴した。その後の感想には、
・推測されにくいパスワードを設定する。
・パスワードを他人に知られないようにする。
・パスワードは使い回さない。 
などが見られ、子供もたちのパスワードに対する意識の高まりを確認することができた。 

【豊田市立冷田小学校】ICT支援員を招いての情報モラル授業

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 5月9日に、豊田市教育センターのICT支援員に来校していただき、本年度1回目の情報教育を行った。今回は、1、3、4、6年の4学級で実施した。
 6年生では、ビデオ教材を使用して学習した。ビデオ教材の内容はSNSなどへの安易な書き込みによって、思わぬリスクを背負うことになるというものであった。本校の6年生には、自分のスマートフォンを所持している児童はいないものの、親のスマートフォンでゲームをしていたり、家のパソコンでインターネットを使用したりすることは、ふだん頻繁にある。掲示板などへの書き込みの経験はないが、そこを閲覧することはよくあり、親のスマートフォンでの無料通信アプリのやり取りをしている児童もいた。
 授業後の感想では、「おもしろそうというだけで、個人情報をSNS上に流してしまうことがどれだけ危険なことであるかがよくわかった」「情報を発信することがどのような結果をもたらすのかをしっかりと考えないといけない」などの意見が見られた。
 また、1年生では、はじめにパソコンのお絵かきソフトを使用してそれぞれが作品を作った。パソコンを初めて手にする児童もいて、「作品」と言っても簡単なものである。そこで、「この作品は自分で作った自分のものです」「同じように、友だちの作品は友達のもの。だからこれに落書きなんかをしてはいけないよ」というように、他人が作ったものは自分のものと同じく大切なものであり、勝手に書き加えたり、書き換えたりすることはしてはいけないという基本的な事柄を学んだ。
 本校では、毎年このような形でICT支援員に指導していただく機会を、1、2年生は年に2回、3年生以上は年に4回計画し、実施している。

【岡崎市立北中学校】友達同士で心の健康を守ろう〜メンタルヘルス講習会〜

 保健所の健康増進課の精神保健福祉士、保健師を講師にお招きして、「メンタルヘルス講習会」を行いました。一人で悩みを抱え、苦しんでいる友達の心を少しでも軽くするために何ができるかを学びました。
 まずは、「気づき」が大切。いつもと様子が違ったら、声を掛けて心をほぐすことが必要です。そして、相手が悩みを話せるように寄り添い、悩みを受け止め、信頼できる大人につなげることを教えていただきました。さらに、実際に友達とどんな言葉掛けをするのかを考え、ロールプレイを行いました。
 講演後には、「話を聞き出すのではなく、まずは話してもらえるような言葉掛けをしたい。受け止めるのは難しいことだけれど、少しでも心が軽くなるように接したい」という感想が生徒からありました。友達との接し方を考えるよい機会にもなりました。

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【東海市立加木屋南小学校】インターネットや携帯電話を正しく使おう!

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 保護者学級の際に、地元ケーブルテレビ局から講師の方を招いて「e−ネット安心講座」を実施しました。インターネットを利用する上での注意事項や、携帯電話の安心・安全な利用方法について講演していただきました。1時間という短い時間でしたが、6年生の児童130人と保護者60人が参加し、講演内容に聞き入っていました。
 安易な気持ちでネット上にアップされた写真から位置情報が特定され、トラブルに発展することや、コミュニケーションアプリで字面だけでは真意が伝わらず、受け取り方の違いで相手の気分を損なってしまうことなど、映像による具体的な場面から学び、自分たちの生活に置き換えて学習を進めることができました。
 子供たちは、講演終了後、インターネットや携帯電話の便利で魅力的な面を実感しつつも、使い方を間違えるとトラブルやいじめにつながってしまう恐れがあることから、インターネットを使う難しさや怖さも感じたようです。そして、今日の学習をこれからの生活に生かしていこうと気持ちを新たにしていました。