【弥富市立十四山東部小学校】親子ふれあいデー 〜焼きイモ大会〜

 本校では、異学年交流活動(全校を縦割りで16のふれあい班に分けています)を続けています。毎週水曜日の業前に、このふれあい班でドッジボールをはじめとするレクリエーション活動、勤労生産活動など様々な活動を行っています。その中で、1学期から2学期にかけて継続して行う活動があります。それは、学校の西側に広がる広い畑でのサツマイモ栽培です。4月に高学年による畑の畝のマルチシートがけ。5月には、JAの指導員さんの指導を受けながら全校児童がふれあい班ごとにサツマイモの苗さしを行います。6月から7月にかけては、畑の除草。いよいよ10月には、高学年児童によるマルチシ−トの撤去とサツマイモのつる取り、その後に全校児童が、それぞれの班の畑のサツマイモを収穫しました。それらすべての活動の陰で、保護者、ボランティアのみなさんに大変お世話になりました。収穫から一週間後、保護者や日頃お世話になっている地域のみなさんに感謝の気持ちを込めて「親子ふれあいデー」を催しました。ふれあい班ごとの焼きイモ大会です。コンクリートブロックのかまどに火を熾(おこ)してjまきを燃やし、イモを焼きます。これが想像以上に大変です。なかなかまきに火が付かなくて子供たちは悪戦苦闘。頼りになるお父さん・お母さんたちの力を借りて、無事にイモを焼く準備ができました。イモを火の中に入れ、わらを山盛りにかけます。あとは、イモが焼けるのを待つだけです。イモが焼けるまでの時間は、わくわくしながら班ごとにレクリエーションを楽しみました。そして、ホクホクの焼きイモができたところでみんなが班ごとに集まって、班のメンバー、保護者のみなさん、地域のみなさんと一緒においしくいただきました。イモの栽培から収穫、そして焼きイモ作りと、保護者・地域のみなさんに協力していただいたことに感謝の気持ちを高めることができました。来年もまた、みんなの笑顔を見ることができることを確信しながら親子ふれあいデーを無事に終えることができました。ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。
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【安城市立安祥中学校】 ケータイ・スマホ教室を開催

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 本校の生徒の携帯電話・スマートフォンの所持率は75%程度です。学年を上がるごとにこの所持率は上がる傾向です。
 毎年1年生を対象に、携帯電話・スマートフォン安全教室を2学期に行っています。今年も11月9日にNTTの方に来ていただき、1時間は生徒を対象に、もう1時間は保護者を対象に携帯電話やスマートフォンの安全な使い方を教えていただきました。
 以下は生徒の感想です。
○ メールや無料通信アプリを送るとき、感情が伝わりにくく誤解を招くことがあることを学びました。僕はまだスマホを持っていないけれど、持ったときには責任感をしっかりもって扱おうと思います。
○ 僕はスマホを持っていないけれど、将来使うと思うので、そのときは気をつけて使いたいと思います。一番気をつけたいと思うのは、メールや無料通信アプリで自分はこう思っているのに、相手は違って感じていることがあるということです。今日の話を聞いてケータイ・スマホに対する考え方が変わったのでためになったと思います。
○ 今日わかったことは二つあります。一つ目は、写真やちょっとした情報が重なることで家まで特定されてしまうということです。二つ目は、文字での会話なので小さな誤解を招き、いじめに発展してしまうということです。個人情報は絶対にSNSにあげないようにしたいです。以前からこのようなことを知っていながら、みんなやっているからとSNSにあげていましたが、自分はもちろん、友達にも注意して被害にあうのを防ぎたいです。また、いじめを防ぐためにも、無料通信アプリなどで誤解を招くような言葉は使わないように気をつけたいです。それでも誤解があり、いじめにつながりそうであれば止めるような人になりたいです。
○ 私は、スマホは便利だけど、使い方を一歩間違えるだけでとても危険だということが改めてわかりました。写真や個人情報を載せるだけで自分の家が特定されてしまうことがわかり、とても怖いなと思いました。私もスマホを持っていて、お母さんに怒られたことが何回もあります。だから、使い方を家族と話し合ったりして使うときのマナーやルールを確認して安全に使おうと思いました。
○ 私はスマホを持っています。よくインターネットで調べものをします。すると「このネットワークには接続できません」という表示が出てきて、「めんどくさいな。フィルタリングを外してくれないかな。」と思うことがありました。でも、今日この話を聞いて、フィルタリングは自分の身を守るためにとても大切なものだと知りました。そして自分の身を守ってくれていた両親に感謝しなければならないと思いました。これからは両親や友達のためにもケータイ・スマホを正しく安全に使い、自分の身を守っていこうと思いました。

【豊田市立五ケ丘小学校】心豊かで思いやりのある児童の育成を目指して

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 本校では、年間を通して、保健・給食委員会を中心に、「友達と心をつなぐ、ふわふわ言葉」をテーマに、思いやりあふれる学校づくりに取り組んでいます。
 5月に行われた学校保健委員会では、講師の先生を迎えて、仲良く過ごしたりお互いを大切にしたりするためのコミュニケーションの取り方を学びました。会で学んだことを日常で実践するために、チャレンジ週間「こころポカポカ大作戦」を設定し、友達のいいところを見つける、困っている子に声をかけるなど、自分が決めた目標を意識して過ごすことができました。
 また、夏休みには、家庭と連携し、「親子でありがとう大作戦」を行い、親子で感謝の気持ちを伝え合う活動にも取り組みました。
 さらに、9月には全学級でソーシャルスキル指導法を取り入れた学級活動「自分を好きになろう」、10月には全校児童が友達のよいところを「すごいねカード」に書いて渡し合う「友達のよさを伝え合おう」などの活動を行うことで、自己肯定感の高まりを感じることができました。

【岡崎市立上地小学校】 読書活動

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 読書で心を育てようと、年間を通して朝の読書活動を続けています。1年生から3年生までは、週に1度、ボランティアの方による読み聞かせが行われています。10分間という短い時間ですが、全校が集中して読書を楽しんでいます。
 10月25日から11月20日までの期間は、図書委員会主催の「どんぐり読書」が開催されます。低学年は20冊、高学年は500ページを目標に掲げて読書に取り組んでいます。
 この期間に合わせて、他にもいろいろな取組があります。一つ目は、多くの本に興味をもってもらいたいと願って、図書室に各学年の担任がすすめる本の紹介カードが掲示されます。二つ目は、高学年への読み聞かせです。ふだんは3年生までですが、この期間だけは高学年にも読み聞かせの時間を作っています。そして三つ目は、「みきたの会」の開催です。この会では、PTA絵本クラブの方に、子供たちを読書好きへと誘うお手伝いをしていただいています。物語や俳句、詩など様々なジャンルの作品を、音楽あり、ダンスあり、人形やエプロンシアターありと工夫を凝らした内容で紹介してくれます。
 これからも、子供たちの豊かな心を育むため、充実した活動を推進していきます。

【尾張旭市立東中学校】課金トラブルに巻き込まれないように

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 スマートフォンが普及するようになり、様々なことができるようになりました。その反面、知らないうちにトラブルや犯罪に巻き込まれる危険も高くなりました。本校も、多くの生徒にスマートフォンが普及している実態があることから指導していますが、いつの間にかトラブルになってしまうこともあります。
 総合的な学習の時間の一部で、調べ学習の基礎として情報機器の正しい利用を学習しています。その中で、ゲームの課金トラブルについての授業をしています。教材として、NHK for Schoolにある「無料ゲームのはずが…」を利用しています。
 はじめに、生徒にスマートフォンや携帯電話の便利さと間違った使用によるトラブルの話をします。次に、映像資料を見て、話の中で起きた課金トラブルについて話し合います。一つ目は「課金をやめられなくなったときの主人公の気持ち」です。二つ目は「課金などのトラブルをなくすためにはどうすればよいか」です。これらについて自分の考えを発表した後、授業を通しての感想を書きます。
 授業を終えた生徒からは、「頭では分かっているが、『これくらいなら…』がいつの間にか積み重なっていくかもしれない」「ちょっとでも課金すると止まらなくなるから、絶対に課金しない」「年齢制限を守って課金の上限を超えないようにする」など、自分の生活と絡めた感想の声がありました。
 課金の他にも、SNSや動画共有サイトを利用する上でのトラブルなど、便利さと隣り合わせの危険が数多くあります。今後も授業や朝の会、帰りの会などを利用して、便利なものを安全に使用することができるよう、指導していきたいと思います。

[西尾市立西野町小学校] 学年・学校行事を通して思いやりの心を育む

 西野町小学校は校区に茶畑が広がり、日本一の抹茶を誇りとしています。3年生の手もみ茶、4年生からの茶摘み、全校茶会などの体験を通して地域との関わりを深めながら豊かな心を育んでいます。今年度の全校茶会のスローガンは、子供たちの応募の中から「日本一 しあわせいっぱい おもてなし」に決まり、学区の方々や家族へおもてなしをしました。校内でも、ペア学年活動を充実させ、異学年交流で人とのかかわりを広げています。新緑の頃には、ペア学年ごとに校庭でのピクニックランチ給食。学校環境づくりとして、来校者を迎えるためのペアプランター作り。体育委員会の企画によるペア学年での学級対抗ころがしドッジボール。このようなペア学年活動の中で、低学年の子に分かりやすい言葉で伝えよう、お手本を示してあげようとする高学年の子供たちの姿が見られました。ペアプランター作りでは、ペア学年の上学年の子がリードしながら作業を進めたり、ドッジボールでは、ボールに当たらないように手を引いて一緒に逃げたりしていました。頼もしいペアの子に、下学年の子たちから自然に「ありがとう」の言葉が出ていました。放課には、異学年で交流しながら一緒に遊びを楽しむ子供たちの笑顔が増えています。日々の思いやりの心が、西野町小学校のおもてなしの心につながっていきます。人とのつながりを感じながら、相手を思いやる心を育んでいけるように、心温まる交流を深めています。                 
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【蒲郡市立西浦中学校】心と心をつなぐ「はぁとぷろじぇくと」

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 本校は、西浦半島の小高い丘にある緑豊かな環境に恵まれた中学校です。平成13年から始まった「はぁとぷろじぇくと」は、昨年12月で16回を迎えた本校の伝統行事です。「はぁとぷろじぇくと」とは、中学生が、地域の人たちとふれあい活動を行うことで、地域とのつながりをより一層強くすることをねらいとして行っています。具体的な活動としては「お年寄りのお宅を訪問しての活動」「各地区の会館での活動」です。
 これらの活動では、清掃、草取り、ガラスふき、トランプ、百人一首等を、お年寄りの方と一緒に行い、ふれあっています。生徒たちは、お年寄りの方とのふれあいを通して、学校では学べない経験をすることができます。毎年、活動後には、関わった方全員に届くように年賀状を書きます。これからも、地域や地域の人々に目を向け、思いやりの心をもった生徒に育つことを願って取り組んでいきたいです。

【武豊町立衣浦小学校】インターネットやゲーム機を正しく使おう

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 本校の情報モラル教育は、4月の保護者対象と、5、6年生対象の「インターネットの『安全』で『正しい』使い方」講座と、2学期の全学年を対象に行う「情報モラルの授業」から成り立っています。
 本年度は、4月当初に、e―ネットキャラバンを実施しました。多くの保護者の方にも参加していただき、携帯電話やスマートホンの正しい利用の方法や、自分が被害者にならないために、また加害者にもならないようにするための方法を学びました。
 2学期の情報モラルの授業は、情報アドバイザーが中心となり行いました。発達段階に応じて、学級ごとにインターネットやゲーム機の使い方を学びました。アニメーションやチェック診断を交えて、児童に分かりやすく行いました。どの子も、アニメーションに出てくる身近な例を、真剣に視聴していました。

【岡崎市立井田小学校】 3年生の情報モラル教育実践

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 担任している3年生の子供たちの多くが、パソコンやスマートフォンなどを使ったことがあり、インターネットで情報を収集し、動画を見ていました。しかし、「よかった。」「おもしろかった。」と自慢げに自分の経験を語る姿からは、インターネットの情報に潜む危険を認識している様子は、感じられません。そこで、情報モラル授業のモデル指導案の中から「おとなむけのじょうほうにちゅうい」の資料を使って、実践をしました。
 検索サイトで、知りたい情報の言葉を入力すると、様々なタイトルが並びます。「ひみつ」という言葉に興味をもち、深く考えずにクリックしていった結果、子供が見てはいけないサイトを見てしまった主人公の話から、インターネットを使うことについて話し合いました。「インターネットは知らない人とつながっている。」「個人情報が知らない人に伝わってしまうから。」などインターネットを使う危険性に気付くことができました。学習後には「これからは、勝手に使わないで、大人と一緒に使う」と書く子供が多くいました。
 学習を通して、パソコンやスマートフォンなど、子供たちの手の届くところに情報機器がありながらも、子供たちに意識の中には「楽しいもの」「便利なもの」という認識ばかりが先行していて、使用する際の危険を認識する力や判断力などの育成が、追い付いていないと感じました。
 本校では、毎年、各家庭に情報機器へのフィルタリングを呼びかけています。さらに、情報モラル教育を実践し、意識を高める取組を継続することが大切と考えています。

【大治町立大治西小学校】 家庭教育学級〜情報モラル教室〜

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 本校では、情報モラル教育の一つとして、保護者向けの家庭教育学級を開き、情報モラルについての話を聞きました。
 知らないところでねらわれているという意識をもち、被害に遭わないためには、自分の情報をむやみにインターネットに公開しないことなど、スマートフォンやインターネットを使うときに注意することを、わかりやすく教えていただきました。また、ゲームアプリで知らず知らずに料金が高額になってしまうこともあるので、家庭で使用ルールをきちんと決めることの大切さや、そのルール作りのポイントについて理解を深めることができました。
 スマートフォンやインターネットの使い方について家族で話し合い、上手に使えるようになることを願っています。

【半田市立乙川小学校】 親子情報モラル教室

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 本校では、毎年9月の学校公開日に、講師を招いての情報モラル教室を開催しています。今年度は、短期大学の教授を招いて『親子情報モラル教室』を開催しました。対象は4、5、6年生児童とその保護者と1、2、3年生保護者の希望者で、体育館満員の大盛況ぶりでした。
 「これで安心!ネット社会とスマートフォン」のタイトルで講演が始まりました。小学生で実際にあった事件を紹介しながらの講演でした。その中のお話を紹介します。
(1)文字コミュニケーションの難しさ 
 無料通信アプリやメールでは、相手の表情がわからないし、文字では自分の思ったことが相手に伝わらないことがある。それでトラブルになり、いわゆる「はずし」になることがある。
◎おぼえておこう
 ・やさしい気持ちで文を書こう。
 ・急がず、落ちついて文字をうとう。
 ・トラブルが起こったら、相手に聞いてみよう。
(2)送った写真の行方は
 無料通信アプリなどで簡単に画像が送れて便利であるが、肖像権や著作権があることと、ネット社会では拡散してしまうと消すことができないので、慎重に行わなければならない。
◎おぼえておこう
 ・人の写真は絶対送らない。
 ・自分の家族の写真も送らない。
 ・ボタンを押す前に少し考えよう。
(3)課金システムに気をつけよう
  ペアレンタルコントロールを使って、フィルタリングをかけたり、ルールを決めたりし、常に利用状況を保護者が把握することが大切である。
◎おぼえておこう
 ・一人で勝手に使わない。
 ・フィルタリングをかけてもらおう。
 ・ボタンを押す前に少し考えよう。
 最後に、テレビを見ながらスマホを使うと、脳が破壊されるという話と、勉強2時間ネット2時間より、勉強30分ネット30分の方が理解度が高いという話があり、子供たちはとても驚いていました。
 今回の「親子情報モラル教室」は、ネット社会の恐ろしさを親子で考えるとてもよい機会となりました。

【豊田市立猿投台中学校】あいさつでつながる地域の輪

 「おはようございます」「おはよう」元気いっぱいに響き渡るあいさつの声。
 本校では、毎週月曜日と木曜日の朝、校門で生活委員会が中心となって「あいさつ運動」を行っています。
 本年度は「気持ちよく朝のあいさつをして、学校を盛り上げよう」と継続して行われていた「あいさつ運動」に加え、生徒会役員が中心となって企画した「ハイタッチ運動」も加わり、より活気のある活動へとパワーアップしています。
 こうした活動の中から、「台中からあいさつの輪を広げたい」という思いをもった生徒たちが集まり、隣接する小学校でのあいさつ運動が自主的に始まりました。自分たちの地域をよりよくしたいと考え、行動できる中学生が1人でも多くなるように、今後も生徒とともに取り組んでいきたいと思います。

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【田原市立田原中部小学校】 スマホにひそむ危険って?

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 6年生を対象に、スマートフォンについてのアンケートを実施しました。「小学生にスマートフォンは必要ですか?」という問いには、ほぼ全員が「必要」と答え、「無料通信アプリができるから。」「いつでもどこでも動画が見られるから。」という理由を挙げました。アンケートの結果から、スマートフォンが欲しいという気持ちが強いことも分かりました。しかし、使用することで起こりうる危険性については、あまり理解していないように感じました。
 そこで、「スマートフォンにひそむ危険って何だろう?」と投げかけ、ホワイトボードを使いグループ活動を行いました。子供たちは、友達の意見に共感したり、質問したりしながら、様々な角度から危険について出し合い、ホワイトボードに書き出していきました。
 全体での話合いでは、情報番組を見たという子から、「SNSでフォロワーからの反応が欲しいがために、SNSに載せる写真を撮ることが目的の旅行が増えている。」や「無料通信アプリの返事をすぐにしなければいけないというプレッシャーから、四六時中スマートフォンが手放せない子供がいる。」という事例が出され、依存症になることの怖さを知りました。話合いを終えた子供からは、「スマホは、危険ととなり合わせだということが分かった。」「トラブルを起こさないように、親が決めたルールを守ろうと思う。」という感想が出ました。
 スマートフォンはとても便利なツールですが、使い方を誤れば危険を伴うということを、心に刻んでおいてほしいと思います。

【西尾市立吉田小学校】 道徳の時間と情報モラル

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 吉田小学校では、道徳の時間にICT支援員と担任が連携して、3年生以上の学級で情報モラル教育の授業を行っています。
 3年生では、ネットゲームの課金の疑似体験をしたり、インターネットに隠れている危険を主題にした道徳授業をしたりしました。
 ネットゲームの疑似体験では、怖くて課金に戸惑う子もいましたが、「家で一人でやっていたら、やってしまうかも…。」とふりかえった子もいました。道徳授業では、ゲームが欲しいという気持ちに負けて、個人情報を入力してしまう資料を読んで、軽い気持ちで住所や名前を入力してはいけないことがわかりました。

【新城市立東郷中学校】トラブルに巻き込まれないために

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 携帯電話やスマホ、タブレット型端末などは、今や多くの子供たちの日常生活に欠かせない存在となりつつあります。簡単に外の世界とつながることができるそれらの機器は、非常に便利な道具です。しかし、使い方を誤ると日常生活に支障が出たり、友人関係のトラブルや犯罪に巻き込まれたりする危険性もあります。また、匿名性を利用して、自分が誰かを攻撃してしまうなどの加害者になる恐れもあります。
 本校では、毎年1年生を対象とした情報モラル教室を開催しています。今年度は新城警察署生活安全課の方に話をしていただきました。生徒たちは、スマートフォンなどの端末機に関わる具体的な問題や、トラブルに巻き込まれないための心構えとその対策を知ることで、今までの関わり方を振りかえり、これからの使い方を考えました。また「18の約束」というものを教えていただきました。これはアメリカのある母親が、13歳の息子にスマホを与えてもよいか悩んだ末に作った契約書です。「テクノロジーを使って、うそをついたり人をばかにしたりしないこと」「友達の親の前で言えないようなことを、この携帯を使ってSNSやメールでしないこと」など、情報モラルに関することを親と子供の契約という形で表しています。スマホをもつ自由を与えられると同時に、使い方に責任をもたなくてはいけないということです。
 誰でも簡単に情報の発信者となれる時代です。だからこそ責任と自覚をもち、互いの生活にプラスになる使い方をしなければならないことを学びました。
・動画を見て、スマホ使っていろいろなアプリをやるようになると怖いなと思いました。スマホは便利だけど、他の視点でみると怖い持ち物なんだと思いました。
・自分がよく分からないアプリやサイトは、スマホの中に入れたりアクセスしたりしないように注意してスマホを使おうと思いました。
・これからもっとインターネットを利用するようになると思うので、上手に使えるようになりたいです。だから、モラル教室で教えてもらったことを意識して、インターネットのよいところ悪いところを見分けて使うようにしたいと思いました。

【みよし市立天王小学校】携帯電話(スマートフォン・タブレット端末)との上手な付き合い方

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 子供たちにとって身近な携帯電話(スマートフォンやタブレット端末)。本校でも、親や自分の携帯電話を使ってゲームをしたり、友達とやりとりをしたりしている児童が多く、高学年では、アプリでのやりとりによるトラブルが発生することもありました。そこで、携帯電話に関するアンケートをとり、その結果を踏まえながら、携帯電話と上手に付き合うことができるようにするための情報モラルの授業を、5,6年生の全クラスで実施しました。
 授業では、携帯電話のよい面と悪い面について意見を出し合い、電子黒板を使って、無料アプリのトラブル、個人情報の流出、チェーンメールなど、実際に起こりうるトラブルのシミュレーションを体験しました。この体験を通して、子供たちは、使用方法によっては様々な危険性もあるということを感じることができました。また、保護者にも授業を参観していただくことで、携帯電話の使用について話し合ったり、家庭での約束を再確認したりするきっかけにすることができました。

<児童の感想>
・携帯電話は、便利で楽しく使うことができるけれど、悪い所もあるから気を付けなければいけないと思った。
・インターネットについての知識をもったり、分からないことなどは、親や大人に聞いたりすることが大切だと思った。
・家族との約束を守って、携帯電話を上手に使うようにしたい。

【刈谷市立富士松南小学校】 笑顔がペアから全校へ

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 本校では、4月に児童会主催の行事の一つとして、兄弟学級結団式を行います。6年と1年、5年と3年、4年と2年でペアを組み、兄弟学級として活動することで、異学年の子とも仲よく協力できる児童を育てることがねらいです。
結団式では、初めて顔を合わせるペアのお兄さん、お姉さんと挨拶を済ませ、恒例となっている合同の長縄を行いました。本校児童は、縄跳びが大好きです。合同の長縄では、まずペアで手をつなぎ、順番に長縄の中に入っていきます。兄学級が、弟学級の児童を先に縄の中に誘導する姿は、とてもほほえましく感じました。失敗をしても「ドンマイ」と優しく声をかける兄学級の児童の姿や、「いける、いける」と応援する児童の姿が見られ、ペアになっている児童たちの笑顔がどんどん広がっていきました。
 6月には、兄弟学級で「なかよし給食&ペア読書」を行いました。弟学級の児童たちは、最初は、一緒に給食を食べることが恥ずかしい気持ちと、うれしさでドキドキする気持ちが半々でしたが、給食が終わりに近づくころには「今度はいつ一緒に食べられるかなあ」と親しげに聞いている児童もいました。給食後は、兄学級の児童たちが、自分が選んだ本で読み聞かせをしてくれました。兄学級の児童たちは、この日のために朝の読書タイムを使って本読みの練習をしていました。弟学級の児童が本をのぞき込み、聞き入る姿に兄学級の児童も大満足で、素敵な交流の場となりました。
 2学期にも「なかよし給食&ペア読書」が予定されています。そして、児童一人一人が活躍できる運動会、音楽発表会などの行事のほか、児童会主催による富南フェスティバル(学習発表会)もあります。そのときには、ペア活動の枠を越えて、全校児童がお互いに応援し合える姿がたくさん見られることでしょう。
 これからも子供たちの笑顔を増やすために、様々な取組をしていきたいと思います。

【岡崎市立生平小学校】 笑顔いっぱいの学校に

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 『どんな言い方をすればいいの?−気持ちの伝え方を考えよう−』というテーマで、相手も自分も気持ちのよくなる言葉の使い方について、全校で考えました。
 自分の気持ちを伝えられない「のび太タイプ」や、言い方がきつくけんかになってしまう「スネ夫タイプ」の二つに対して、相手を傷つけずに自分の気持ちをきちんと伝えられる「しずかタイプ」がよいことが分かりました。自分がどのタイプに当てはまるか考えてみると、自分は「スネ夫タイプ」だと思う子が一番多かったようです。「しずかタイプ」の生平っ子が増えるとよいなと思います。
 翌日から『生平小 えがおいっぱい大作戦』に取り組みました。「はっぴーことばをたくさん使う」と、自分が頑張りたい目標を一つ選んで1週間取り組みました。どちらも70%を超える人が達成することができました。大作戦が終わっても、ぜひ続けて、笑顔いっぱいの学校にしたいと思います。

【一宮市立今伊勢西小学校】インターネットの情報ってすべて正しいの?

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 高学年になると、調べ学習でインターネットを利用することが増えてきます。また、パソコンやスマートフォンの普及により、ふだんから簡単にインターネットを利用できるので、家でも使っているという子供もたくさんいます。しかし、インターネットの正しい利用の仕方を知らないまま使っていると、間違った情報を信じてしまったり、ネット犯罪に巻き込まれてしまったりすることもあります。
 そこで、インターネットを利用して調べ学習をするときの約束や気を付けることについて、また、インターネットの情報は正しいのか、という内容で、4年生で授業を行いました。
 子供たちは、調べ学習をする際のキーワードの入力の仕方や、インターネットの情報は間違っているものもあるということを学び、「インターネットで調べるときにどのようなキーワードを入力すればよいか分かった」「インターネットに載っている情報は、すべて正しいわけではないので、できるだけ新しいものや信頼できるものを探すのがよいと分かった」などという感想がありました。
 今後、インターネットを利用する際、正しい利用の仕方で、正しい情報を見つけていってもらいたいと思います。

【西尾市立荻原小学校】情報モラル教育に取り組んでいます

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 本校では、毎月2回、外部講師によるパソコン教室を実施しています。パソコンの扱い方、ローマ字入力の練習、パソコンを使っての教科学習、お絵かきソフトを使ったカレンダー作り等、内容は様々です。その中の一つとして、情報モラルに関する授業も実施しています。ここでは、3年生で行った『無料ゲームのはずが・・・スマホの課金トラブルについて考えよう!』の授業を紹介します。
 3年生の児童にスマホを操作したことがあるか質問したところ、8割以上があると答えました。自分専用のスマホをもっている児童は少ないですが、親のスマホを操作している児童は多いことが分かりました。また、パソコンでのインターネットの利用は、より多くの児童が日常的に行っているようです。そこで、今回情報モラルについての授業を行うことにしました。
 まず、ビデオを視聴しました。無料だからと始めたゲームにはまってしまった児童が、課金をやめられなくなり多額の請求を受けたという内容でした。ビデオを見終わった後の児童からは、次のような感想が聞かれました。
 ・怖い。
 ・ゲームよりも現実の方が大切だと思う。
 ・自分も家でテレビゲームに夢中になることがあるので、気を付けたい。
 ・インターネットのゲームは、親がいるところでやるようにしたい。
 ・お金がかかるボタンは、親に相談しないといけない。
 ・家でルールを決めて、守らないといけない。
 この授業を通して、インターネットゲームは楽しい反面、怖さもあることを強く認識できました。