【新城市立東郷西小学校】「共育の日」に親子で学ぼうICT

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 6月10日(土)、5・6年生と保護者や地域の方を対象に「共育講演会・情報モラル講座〜親子で学ぼうICT〜」を開催しました。講師には「新城・奥三河の情報誌:のんほいタウン」編集長の藤本忍さんをお招きし、子どもたちはもちろん保護者も含め、携帯等の使用経験が十分あることを考慮して講演していただくようお願いしました。
 終了後、保護者から次のような感想がありました。
・私自身、近頃スマホに「感染しています。対策アプリをインストールしてください。」とのメールが再三ありました。携帯電話ショップへ行こうか、紹介通りインストールしようか迷っていましたが、危険性のあるアプリであるかもしれないとのお話があり、安心いたしました。感謝しております。
・DSやYouTubeなど、最近の子供たちの話題の中には、インターネットの世界が出てきます。楽しいだけではなく、一つ間違うと怖い世界にもなり得ることが、話を聞いて心に響いてくれるといいなと思いました。
・子供たちも、便利ゆえに見落してしまう情報モラルの盲点のようなものが分かったのではないでしょうか。大人になっていくうえで身に付ける必要を求められるモラルの問題。親子で見直し、話ができるきっかけになると思います。
 今後も、親子や地域で学ぶ機会を設けていきます。

【刈谷市立朝日小学校】小学校3年「わたしたちの道徳」を活用した情報モラル教育実践

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 担任している3年生の子供たち37名に「パソコンやスマートフォンなどを使って自分で検索をしたりゲームをしたりしたことがあるか」と聞いたところ、20名が「したことがある」と答えた。動画投稿サイトが好きで熱心に見ている子もおり、子供たちにとって、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの情報機器がとても身近なものであることが分かった。
 そこで、情報モラルに配慮し、自分自身の行動についてよく考え、節度ある生活をしていこうとする態度を育てていけるよう、「わたしたちの道徳」に収録されている「少しだけなら」の実践を行った。
 「少しだけなら」は、主人公「あつし」が留守番中にパソコンを使って調べ学習をしている際に「名前と住所を入力すればゲームの割引券がもらえる」という言葉を見つけ、誘惑に負けそうになる話である。
 子供たちには教材を配付せず、教師の範読によって授業を進めた。名前と連絡先を主人公が入力しそうになるところで一度範読を止めて、そのときの主人公の気持ちを考えさせた。子供たちは「だめだと分かっているけど、少しだけならいいかな」「お母さんがいないからいいかな」「お母さんと約束してるけどゲームの割引券ほしいもんな」と、揺れ動く主人公の気持ちに寄り添う意見が出された。話の続きを範読すると「連絡先を入力しなくてよかった」とつぶやく子が数名おり、親との約束を守った主人公に共感している様子であった。
 授業の最後の感想には、「パソコンを使うときにはお母さんが良いって言ったときにします」「名前とか入力したくなることがあるけど、絶対に入れないように我慢します」などと書かれており、節度を守ろうとする様子が伝わってきた。
 今後も、情報モラルについて折に触れて話題に取り上げ、よく考えて行動し、節度ある生活をしようとする態度を育てていきたい。

【西尾市立吉良中学校】情報化社会から自分の身を守る

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 6月10日(土)に、西尾警察署から講師をお招きして、情報モラル教室を全校生徒と保護者を対象に行いました。情報化社会における正しい判断や望ましい態度を育てるとともに、安全に生活するための知識、技術を身に付けることが目的です。
 会の中では、個人が特定される情報をインターネットに流す危険性や、拡散した情報を消すことは不可能だという怖さを知り、人に迷惑をかけず、トラブルに巻き込まれない使い方をする必要性を、生徒たちは感じたことと思います。掲示板や無料通話アプリなどでひぼう中傷すると、取り返しのつかない大変なことになることを、実際にビデオを見て理解を深めることができました。
 講師の方が、危険性を熱く語ってくださり、その思いが生徒たちに伝わる会となりました。講演後、「ふだん、あまり危険性を感じないで使っているけれど、自分の情報は何よりも大切にしたい」「軽はずみな行動で取り返しのつかないことになるとは知らなかった。これからはインターネットは慎重に使っていきたい」などの感想が見られました。

【小牧市立本庄小学校】情報モラル教育の実践

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 昨年度、本庄小学校では講師の方をお招きし、情報モラル教室を行いました。
 高学年になるにつれて、携帯電話やゲーム機などを使ってメールや無料通話アプリなどを使う機会が増えていきます。メールや無料通話アプリは使い方によっては、人を傷つけたり、嫌な思いをしてしまったりするということを知っておく必要があります。今回は、実際にあったトラブルを紹介していただくことで、どうすればトラブルを回避できるのか考えることができました。

【設楽町立田峯小学校】 ケータイを安全に使おう

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 5・6年生(3名)を対象にケータイを安全に使用するために、どんなことに心がけたらよいかについての学習を行いました。3名とも自分のケータイは持っていないものの、母親のスマートフォンやタブレットを借りて、ゲームやネット検索を楽しんでいます。啓発用DVD「ケータイ安全教室」の入門編を使って授業を進めました。
 子供たちからは、「ケータイにはいろいろなトラブルがあることが分かった。」「買うときは、よく考えて買い、トラブルにならないように注意して使いたい。」「思っていた以上に、トラブルはこわいと思った。」などの意見が発表されました。ケータイの便利さや楽しさばかりに目が行きがちだった子供たちに、ケータイのリスクや危険性を知らせ、よく考えて使おうという気持ちをもたせる上で、有意義な教材でした。 
 ケータイの小さな画面で行った書き込みが、ときには、大きな壁一面に悪口を書くこと以上に、多くの人に広がってしまう事態になりかねないということを話して、授業を終えました。

【豊橋市立汐田小学校】友達との関わりを大切に〜スマイル集会(全校一斉SST)を通して〜

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 汐田小学校では、毎月1回、友達との関わりを大切にするために,全校一斉にソーシャルスキルトレーニング(SST)を行っています。まず、集会で、好ましいモデルと好ましくないモデルを高学年の児童が演じます。低学年の児童にも楽しく、分かりやすく伝わるため、児童は毎月のこのスマイル集会を楽しみにしています。その後、教室に戻ってクラスごとにリハーサルとフィードバックを行います。
 5月は、「気持ちのよいあいさつをしよう」をテーマに、あいさつの仕方について学びました。「誰もあいさつを返してくれないととても寂しそうだった。」「自分から元気にあいさつすると相手からも返ってくることが分かった。」など、集会で気づいたことを、児童は発表しました。また、旗当番の人や近所の人、通学班の友達にもあいさつした方が良いことにも気づくことができました。次の日の朝には、ほとんどの児童が、教室の手前で「おはようございます。」と、声をかけてから教室に入ってきました。さらに、「ぼくは、これからあいさつリーダーになるよ。」と言って、校門であいさつボランティアをする児童も出てきました。
 今後も子供たちのよりよい心の成長を目指し、「スマイル集会」でSSTに取り組んでいきたいと思います。

【設楽町立清嶺小学校】お茶と元気をプレゼント

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 本校は、全校18名の小規模校である。学校の茶畑と地域の方の茶畑で茶摘みをした。今年で64年目となる伝統のある行事である。児童が摘んだお茶は、一人で住む地域のお年寄りのみなさんに届ける。子供たちは、お茶をとても喜んでくださるお年寄りのみなさんの顔を思い浮かべて茶摘みをした。児童が摘んだ生葉は31キログラムになった。
 7月4日と7日、製茶したお茶と手紙を持って、地域のお年寄りを訪ねた。お年寄りのみなさんは、この日をとても楽しみに待っていてくださり、歓迎してくださった。子供たちは、昔の話を聞いたり、質問をしたりして、楽しいひとときを過ごした。「毎年、お茶をありがとう。おいしく飲ませてもらっています。」「来年も元気でみんなに会えるように、おばあちゃんもがんばらんといかんね。」などと声をかけていただいた。
 活動後、子供たちから、次のような感想が聞かれた。
・地域の方とたくさんお話ができてよかった。
・おばあちゃんが喜んでくれたので、私までうれしくなった。
・笑顔で話ができて、とても楽しかった。
 お茶配りをすることで、楽しみに待っていてくださること、地域の方が温かく見守っていてくださることを実感し、子供たちは豊かな心を育んでいる。これからも大切にしたい学校行事の一つである。

【豊橋市立つつじが丘小学校】健全育成会〜スマホの危険と家庭のルール〜

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 パソコン、スマホ、タブレットが日常的に利用され、いつでもネットにつながっている『情報社会』の現代。情報のやりとりで生活が快適で便利になっているプラスの面がありますが、ネットいじめや依存、なりすましの問題などマイナスの面も多くあります。昨年度、4年生から6年生と保護者を対象とした健全育成会で「ネット社会の歩き方〜スマホの危険と家庭のルール〜」について講演会を行いました。1.情報社会の仕組み、2.ネットに出された情報のゆくえ、3.匿名と実名の違いについて、4.ネットの使い過ぎについて、5.「ネットいじめ」について、の5つの課題について順番に話がありました。
 *デジタル化されネットに出された情報は、コピーさればらまかれてしまうので、消去しようとしても完全に消去することができない。
 *ネットでのやりとりは相手の顔が見えないため、別の人格のように振る舞って、悪意ある行動をする人もいる。
 *ネットやゲームに使っている時間(1日あたり)、小学生→58.5分、中学生→95.9分、高校生→175.5分。
 *「ネットいじめ」には「いじめ」とは違う特徴がある。
 最後に、スマホの使い方、情報の送受信、情報の交流などについてまとめた「ケータイ・スマホ20の約束」について話がありました。子供に携帯を持たせるのであれば、約束事をつくること、使い方について話し合うこと、フィルタリングの設定を考えることなど、大人がきちんと管理しなければいけないことについても考えさせられるものでした。
 情報モラルについては、学校から繰り返し子供と保護者に伝えていく必要があると改めて考えさせられました。

【豊川市立小坂井西小学校】 インターネットの中でも、自分と相手を尊重しよう〜情報モラルに関する講演会を通して〜

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 子どもたちの人権意識を様々な角度から養うため、毎年、小坂井東小学校と合同で、5・6年生対象の人権講演会を開催しています。
 昨年度は、SNSサービスのグリー株式会社から、安心安全チームマネージャーの小木曽健氏を講師にお招きし、『正しく怖がるインターネット 〜事例に学ぶ情報モラル〜』との題で講演をしていただきました。インターネットを安全かつ楽しく利用するため、正しいルールや注意点について、わかりやすく説明してくださいました。
 子供たちの印象に残ったのは、「小木曽さんの知り合いを5人つなげると、オバマ前大統領にたどりつく(SNSってすごい!)」「インターネットはビジネスに不可欠で非常に便利である一方、使い方を間違えると情報の漏えいやトラブルにつながるリスクも秘めている」「自分のSNSに載せてもよいのは、玄関先に置いておいて、人に見られても大丈夫なものだけ」というお話でした。
 小木曽氏によると、子供たちのスマートフォンなどの保有率は、他地域よりも高いとのこと。インターネットの世界に触れることの多い高学年の子供たちにとって、正しい知識をもって利用しようという意識をもつ、よいきっかけとなりました。

【蒲郡市立蒲郡西部小学校】たった一言のちがいが・・(スマホトラブルについて考えよう)

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 本校の6年生に、「通信機器を使って、友だちと連絡や会話のやり取りをしていますか。」と尋ねると、12名全員が「はい」と答えました。子供たちは、学校外の生活の中で、無料アプリを通じてつながっています。
 初めにNTTドコモの情報モラル教材で、桃太郎の話を引用しました。キジが「来たよ」と打つと、桃太郎は「なんで来たの」と返す。この「なんで」という言葉のとらえについて考えてみました。子供たちは、「なんで」という意味を、来た手段ととらえていました。桃太郎には「呼んでないのになぜ来た?」と怒っている気持はなく、軽く「どうやって来た?」と聞いていると思うと、子供たちは気軽に返事をしていることがうかがえました。
 そこで、NHKの学校放送番組「スマホ・リアル・ストリー」の動画配信を視聴しました。内容は「たった一言のちがいが・・・」という無料アプリに夢中の少女の話です。視聴後の話合いで、子供たちから次のような意見が出されました。
・自分は楽しいと思って打ったつもりが、相手にはそうは伝わらない。打った後よく考えて送らないといけない。
・一文字間違えたら、それで誤解される。ふだんの生活でもそうだと思う。言葉って気をつけないといけないと思った。
 授業後の感想では、「メールは便利なものだと今まで思っていたけれど、やっぱりメールでなく直接話すことでなかよくなるし、楽しい生活が送れると思う。」と書いていました。
 子供たちは、同じ年代の子が、トラブルにあっている様子を知ることで、言葉の大切さや仲間外れを作らない気持ち、コミュニケーションの大切さを実感しました。