【豊橋市立中野小学校】  みんな友だち

 心地よい風を感じる5月初旬、本校では、校外学習を行いました。本校の校外学習は、3年前から1・6年,2・5年、3・4年のペア学年で出かけています。住宅と商店に囲まれた地域で、友達関係はもちろん、上下級生との関係や近所の方々との人間関係が希薄になりがちなため、ペア学年を設定しています。校外学習はもちろん、休み時間や清掃活動等、様々な場面で活動するようにしています。
 この日の1・6年生の目的地は、学校から歩いて30分ほどの距離にある緑地公園でした。道中、交通量の多い交差点を渡ったり、踏切を通ったりする場面があります。6年生は、高学年らしく手をつないで歩き、危険な場所では、特に1年生をかばっている姿が見られました。
 現地でも「だるまさんがころんだ」や「はじめのいっぽ」など、1年生でも楽しめるような遊びを事前に計画していて、下級生を思う気持ちが感じられました。1年生も満面の笑顔で6年生のそばから離れず、6年生を信頼し、あこがれる様子がありました。
 1・6年を含め、他学年のペアでも、休み時間にペアの相手とすれ違うときなど、お互いに声をかけあったりハイタッチをしたりする場面がみられます。3年前にペア活動を取り入れた頃には、同じ通学班の子とすれ違っても知らん顔をしていたことを考えると、ふれあう時間を設定することの大切さを感じます。
 これからも子供たちに人とふれあう喜びや楽しさを感じてもらうために、ペア活動を大切にした時間をつくっていきたいと思います。

【犬山市立栗栖小学校】 おなかも心も大満足!

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 本校は、全校児童19名の小規模校です。毎年5月に児童の祖父母や地域の方々を招いて「肩もみ会食」を行っています。大型連休明けから3・4年生の児童が中心となり、会の企画・運営から当日の司会まで担当します。1・2年生は、自分の祖父母に参加してもらえるということで、今まで学習してきた国語の音読をもとにして、うれしそうに出し物の準備をします。
 会当日は、児童と祖父母・地域の方々が一緒になって「口パククイズ」や「震源地は誰だゲーム」をし、1・2年生や3・4年生の出し物を見ていただきました。給食の時間には、5・6年生が下級生に配膳の指示をしたり、自校で調理された松花堂弁当を率先して配膳したりしていました。和やかな雰囲気の中で会食が進み、最後に児童全員で「ふじさん」の合唱と「肩もみ」のプレゼントをしました。
 何よりもうれしいことは、「私は栗栖小学校の卒業生だが、子供がいないので、この建物になって初めて来ました。」「孫がいる間は毎年来させていただいています。」といった声が聞こえてきたり、会が終わっても、「この間は学校に呼んでいただいてありがとうございました。」という声が返ってきたりと、地域の方々から温かく見守られていると実感できることです。
 みんなで一緒にお弁当を食べ、感謝の気持ちを込めて肩もみをすることで、おなかも心も大満足の楽しい会食会を、今後も継続していけるようにしたいと思います。

【小牧市立村中小学校】 体験!体感!スマホ教室

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 本校においても、高学年を中心に、動画サイトを見たり、SNSを利用したりしている児童が急増しています。そんな現状を踏まえ、5、6年生を対象にして、外部講師の方に情報モラルの授業をしていただきました。
 アルバイト店員が店内の冷蔵庫に入った写真をSNSに投稿した事例から、軽い気持ちでインターネットに載せた写真は消すことができず、自分や家族の個人情報が流出したり、ひぼう中傷を受けたり、多額の損害賠償を課せられたりすることがあるというインターネットの怖さを教えていただきました。
 また、メッセージアプリを使うときには、相手への思いやりをもつことや時間を守って使うことが大切であること、インターネット上の情報の全てを信じてはいけないこと、スマホ依存による体への悪影響、フィルタリングをかけることの有効性などについても教えていただきました。児童は真剣に話を聞いており、上手に情報や情報機器と付き合っていく方法を考えていく良い機会になりました。

【豊田市立堤小学校】 思いやりと愛校心を育てる縦割り活動

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 堤小学校では、4色に分かれて縦割り活動をしています。レッド、ブルー、グリーン、イエロー。それぞれのカラーの6年生が中心になって、楽しく活動を展開しています。「ハッピーアワーの時間」は、フレンズ(縦割りグループ)で鬼ごっこやドッジボールなどをして遊びます。
 5月12日(金)に「1年生を迎える会」を行いました。3年生に手を引かれて、花のアーチをくぐって体育館に入場したときは、少し緊張した表情の1年生。それを笑顔で迎える2〜6年生たち。じゃんけんゲームや2・5年生の出し物、4年生から鉛筆立てのプレゼントをもらったり、一緒に踊ったりと楽しいひと時を過ごしました。
 1年生の子供たちは、「3年生と一緒に手をつないで花のアーチをくぐったことが楽しかったよ」とか「6年生がおんぶをして教室まで送ってくれたことがうれしかった」と喜んでいました。6年生は、「1年生もかわいかったし、6年生としての自覚ができた」と日記に書いていました。5月27日(土)の運動会に向けて、縦割り活動も盛んに行われました。5月11日からは、朝の帯タイムの10分間、各色の応援団が各学年の練習を毎日行い、運動会の応援合戦に向けて熱を帯びた応援がどの教室からも響きました。声がかれるほどの大きな声と動きでグループをリードする、4〜6年生の応援団の気迫が、各色から伝わってきました。「はじめは、なかなか覚えてくれなかったけど、少しずつ上手になり、大きな声でいえるようになりました(6年生の日記より)」と練習を重ねるごとに手ごたえを感じていました。運動会を終えて、「運動会は結果だけじゃなくて、仲間づくりもとても大切で、みんなで協力したから、すごくいい運動会だったと思います。何よりも、達成感を味わえたから、小学校最後の運動会は、とても楽しかったです(6年生の日記より)」と充実感に満ちた思い出深い運動会になりました。
 堤小学校の縦割り活動は、心温まる活動がいっぱいです。思いやりと愛校心を育てる縦割り活動を今後も展開していきます。

【豊川市立豊小学校】 写真を公開して後悔…

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 4年生以上が、タブレットやスマホを使い写真を撮り、それをインターネット上に載せ、公開することの恐ろしさを学びました。  
 まず、面白半分で写真を公開したことにより、お店を閉店させたり、友達を傷つけてしまったりしたことを、実際の映像を見ながら話を聞きました。デジタルタトゥーと言い、一度公開された写真を消すことはできないことや、イグジフ(Exif)情報といい、撮影した場所や時刻が記録され、どこに住んでいるかまでわかってしまう恐ろしさも感じました。

〈児童の言葉〉
 今日、情報モラルを勉強して、おもしろがってインターネットやブログにのせるのは、危険ということがわかりました。また、インターネットの世界には、こわいことがいっぱいあることもわかり、こわかったです。今日の勉強は、大人になって、スマホを持ち、こんな被害にあわないよう、役立つだろうと思いました。勉強したことを忘れないようにしたいです。

 最後の『写真を公開して「しまった」と後悔しないようにしましょう』という言葉に、思わずうなずいていた子供たちでした。

【安城市立丈山小学校】ふわふわことば・ちくちくことば

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 1年生の道徳で、ふだん何げなく使っていることばの中から、「ふわふわことば・ちくちくことば」について考える授業を行いました。
 今までに言われて嫌だった「ちくちくことば」を模造紙に書き、その模造紙を「ふういん」と書いた封筒に入れました。そして、「このクラスからちくちくことばをなくそう」とみんなで封印しました。
 次に、言われてうれしかった「ふわふわことば」をみんなで出し合い、板書しました。最後に、自分のお気に入りの「ふわふわことば」をハートのカードに書きました。
 子供たちは、「ふわふわことばっていいことばだね。」「ちくちくことばをこれからはつかわないよ。」「ふわふわことばは、みんながやさしいきもちになるよ。」「1ねん3くみをふわふわことばでいっぱいにしたいな。」「ちくちくことば、さようなら。」「ちくちくことばをふういんしたよ。ふわふわことばってすごいね。」と振り返りに書きました。
 封印した「ちくちくことば」が出てきてしまうことがあるかも知れませんが、「ふういん」の封筒と、お気に入りのふわふわことばを掲示することで、その都度、「ふわふわことば・ちくちくことば」について振り返るようにしたいと思います。

【高浜市立港小学校】 ようこそ港小学校へ

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 4月26日(水)に、1年生と仲良くすることを目的にした児童会主催の「はるかぜ集会」が行われました。港小クイズや、仲間集めゲームを行いました。1年生は6年生に手を引かれながら、クイズやゲームに笑顔いっぱいで参加し、不安な気持ちを吹き飛ばすように楽しんでいました。6年生は、最上級生として1年生に優しく接していました。5月16日(火)には、2年生の児童が、1年生を引率して学校探検を行いました。職員室や理科室、家庭科室や図書館などの教室を巡り、1年生にも分かるように優しく説明をしていました。2年生にとっては、お兄さん、お姉さんとしての自覚ができるよい機会となりました。最近では、休み時間に1年生と2年生の児童が一緒に遊ぶ姿が多く見られるようになりました。


【豊田市立藤岡南中学校】 SNSとの付き合い方について考えよう

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 本校では2年生が、情報モラルの講習会や学活の時間にSNSの使い方について考える機会を設けました。事前にアンケートを実施し、そこから70%以上の生徒がスマホあるいはタブレットを所持していることが分かりました。また、家庭によっては、9時半以降は使わない、テスト期間中は親に渡す、などといった約束事があることも分かりました。
 SNSの使い方については、パワーポイントを活用して、まずLINEの機能を例に共通理解を図りました。次に、グループ活動でLINEの長所と短所を書き出し、更に、短所については、1.面倒な部分 2.危険な部分 3.いじめの3種類に分類しました。最後に危険性を十分に理解させた上で、『LINEのルール』について考えました。そこでは、9時以降はグループラインで話さない、一度立ち止まってから発言するように意識するなど、これからのSNSとの付き合い方について話し合うことができました。

【新城市立東郷東小学校】 伝統行事から学ぶ感謝や思いやりの気持ち

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 本校では、毎年、学校に隣接する水田を地域の方からお借りし、5年生が中心となって米作りの授業を行っています。今年も、田んぼの師匠さんに御指導いただきながら全校児童が1時間ずつ田植えを行いました。
 また、田植えに先立ち、5年生が「お田植え踊り」を披露しました。この「お田植え踊り」は、平成14年度に始まって以来、今年で16回目を迎え、本校の伝統行事として地域における初夏の風物詩ともなっています。♪今日はうれしい お田植え日和 晴れの衣装に そで通す♪ という踊りの歌詞通り、田植え日和となった5月11日、衣装を身にまとった5年生が、踊りの師匠さんに御指導いただいた成果を披露しました。地域の方々や保護者、下級生や地元こども園の園児の見守る中、伝統をしっかりと受け継いで、見事に「お田植え踊り」を踊りきることができました。参観した4年生の児童たちは、来年は自分たちの番だ、という強い気持ちをもって見学をしていました。終了後は、昨年踊りを披露した6年生が5年生を温かい拍手で迎え、汚れた衣装の片づけ等を手伝う姿が見られました。
 多くの地域の方々(師匠さん)から学び、感謝はもちろんのこと、上級生へのあこがれや下級生への思いやりの気持ち、伝統を引き継ぐことの大切さを育むことのできるこの行事を、いつまでも続けていきたいと思っています。

【蒲郡市立西浦小学校】 ずっと大好き、西浦の海

 本校の子供たちにとって、西浦の海岸は最高の教材です。毎年、本校の子供たちは、総合的な学習の一つとして、環境チャレンジに取り組みます。3年生のときに、アマモの種付けをします。それが、漁協の人たちの手により、竜田海岸沖に定植されます。4年生になると、そのアマモの成長の様子を観察します。その際、この海の恵みに感嘆の声を上げます。タツノオトシゴや小さな魚が集まっている様子が身近に見られ、まるでミニ水族館のようです。子供たちが海に囲まれた町、西浦で育ったことに誇りをもつ瞬間だとも言えます。竜田海岸の砂浜は、過去(今の子供たちの親が子供だった頃)に「砂の造形展」でにぎわったこともあります。昨年、この自然(海や砂浜)のためにできることは何かを考え、児童会の声掛けで、5・6年生全員が海岸のごみ拾いに取り組みました。海岸には不似合いなごみ(ペットボトル、布きれ、くつ、ライターなど)が、たくさん落ちていました。およそ30分間で、10袋以上のごみが集まりました。この活動をきっかけに、子供たちは「自然を守りたい」「自分の街をきれいにしたい」「ごみのポイ捨てはしてはいけない」など、様々な思いをもち、多くのことを学びました。本年度もこの思いを受け継ぎ、子供たちの企画による清掃活動が行われる予定です。
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【春日井市立八幡小学校】 外遊びをとおした心の交流

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 本校では、昨年度より、児童の体力の向上と心の安定や生活リズムの改善を目指して、アクティブ・チャイルド・プログラムを取り入れた活動に取り組んでいます。昨年度は、体育の授業に運動遊び・伝承遊びを取り入れたり、週に2回、20分放課や昼放課にみんなで外遊びをしたりしました。この活動により、放課に外で遊ぶ児童が、活動前に比べて約20%増えました。
 また、この活動を始めてから、異学年の児童が一緒に遊ぶ姿が、以前より多くみられるようになりました。中でも、同じ学年の子と遊ぶことが多かった6年生が、積極的に外遊び活動に参加し、下級生を思いやりながら楽しく遊ぶことが増えました。今では、外遊び活動が設定されていない放課でも、一緒になって遊んでいます。
 このように、アクティブ・チャイルド・プログラムを取り入れた活動によって、当初の目標だけでなく、児童に、他者を思いやる・仲良くするといった心の成長もみられるようになったことは、本当にうれしい限りです。今年度の活動はまだ始まったばかりですが、児童の心身の成長につながるよう、活動を継続していきたいと思います。

【碧南市立新川中学校】 より良い人間関係を作るフレンドタイム!

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 本校では今年度、愛知淑徳大学非常勤講師の柴田八重子先生を講師に招き、「互いのよさを認め、前向きに生きようとする生徒の育成 〜成長実感のある道徳の授業を通して〜」というテーマで研究を推し進めています。「自分のよさに気づく」「周りの人のよさに気づく」対話活動を繰り返し行い、自己肯定感を高め、共に生きる人への思いやりの心を育むことができるように、年間を通して授業研究や研修会を行い、道徳性の育成に努めています。

 また、よりよい人間関係づくりを目指して、月2回、帰りのSTの時間を「フレンドタイム」と題して、ショートタイムでのグループワークを実践しています。ルールは次の三つです。「お願いします」と「ありがとう」のあいさつをする。相手の話をうなずいて聞く。ルールを説明する先生の指示を聞く。
 「ネームゲーム」「二者択一」「質問じゃんけん」「ゴジラとゴリラ」などのゲームを通して、人との関わり方を学んでいきます。「フレンドタイム」の日は、各教室から、盛り上がった歓声が聞かれ、笑顔があふれる楽しい時間になっています。

 最初は戸惑っていた生徒たちも、「うなずきながら聞いてくれて話しやすい」「友達の新しい一面を知ることができた」「自分と同じ考えの人がたくさんいて、安心した」と、「フレンドタイム」を楽しみにしている生徒も増えてきました。今後も、実践を繰り返し、生徒のよりよい人間関係づくりに力を入れていきたいと考えています。

【田原市立神戸小学校】 ネット犯罪に巻き込まれないために

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 本校では5年生が、ネット犯罪について学びました。自分の携帯を持っている子は少数にとどまっているものの、家族の携帯電話や携帯型ゲーム機を使用してインターネット通信をしたことがある子は過半数に及びました。
 そこで今回は、子供たちがネットを利用した詐欺に巻き込まれないように学習しました。「フィッシング詐欺」は、オンラインゲームの広告やネット検索時に出てくるバナーをクリックすることで、後日、高額な不正請求をされる詐欺です。子供たちには、実際に画面でバナーを確認、そしてクリックし、個人情報を入力する画面に誘導される体験をしました。同じような手口の「ワンクリック詐欺」では、懸賞が当たるなどの広告欄をクリックしただけで、不正請求が届くことを知りました。また、クリックしただけで、ウイルスに感染することも教わりました。実際にクリックして、ウイルスに感染した画面が表示される体験をしたときには、「興味本位にクリックすると大変なことになることがよくわかった」「本当に怖い」といった感想をもちました。「怪しい広告にはすぐにクリックしない」「個人情報を求められても入力しない」「万が一感染したら、大人にすぐに相談することが大切」など、犯罪に巻き込まれないように自分で身を守ることが大切であることを学びました。

【東栄町立東栄中学校】全校の絆(きずな)を創る、縦割り班ごとの全校合唱練習

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 8時05分の職員打合わせを大急ぎで済ませて教室に向かうと、既に階段から美しい声が聞こえてきます。金曜日の朝8時10分から8時20分までのたった10分間ですが、東栄中学校では、週1回、全校生徒48名による全校合唱の練習を行っています。
 写真はアルトパートの練習風景です。ごらんのように、ちょっと変わった並びで練習をしています。この並び、おわかりでしょうか。実は3年、2年、1年の3人が一グループとなって、向かい合って練習をしているのです。
 3年生は、前もって、楽曲の予習をします。19名の3年生全員が各グループのリーダーとなって、2年や1年を指導します。
 2年生は、サブリーダーとなって、1年生の手本となり、3年生を支えます。1年生は安心感と緊張感をもって、練習ができ、どんどん上手になっていきます。いつしか、先輩に対する尊敬の気持ちが芽生えます。
尊敬されるようになった3年生は、更にリーダーとしての自覚が育ちます。その姿をみて2年生はリーダーシップを学びます。
 こうして東栄中のすばらしい合唱が創られます。このように、情操教育だけでなく、生徒同士の深い絆(きずな)づくりにこの活動は役立っています。

【豊田市立美里中学校】 仲間を認める「美里賞」

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 美里中学校では「美里賞」という善行表彰がある。生徒が「美里賞申請書」に仲間の「善行」「努力」「勇気」の行動を記入すると、美里賞が発行される。「集配物を配っていたら、気づいて手伝ってくれました。さりげなく動ける○○さんはかっこいいです。ありがとう!」「△△さんは,放課中にもテスト勉強をしていてすごいです。僕も見習おうと思いました」「中学生の主張作文の発表を全校の前で堂々としていました。緊張していながら一生懸命に発表している姿はかっこよかったです!」など、毎日生徒、教師からの表彰の申請がされる。申請された生徒は、その日のうちに、校長先生から美里賞をうれしそうにもらっている。申請書は、生徒がいつでも書けるように教室に置いてあり、日に30〜150号の表彰申請がある。美里賞を通して仲間から認められることで、自己有用感が高まり、何事にも前向きに取り組もうとする姿を期待している。また、仲間の善行をみつけ、表彰申請する生徒もすばらしいと褒めたたえ、仲間のよさに気づく目を育てることを重視している。美里賞のおかげで、お互いに認め合い、高め合う集団づくりが少しずつできている。

【一宮市立浅井中小学校】 ネチケットの学習

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 3年生の総合的な学習で、『小学館ファミリーネット ドラえもんのまんがで分かるルールとマナー集』『ジャストスマイル 情報モラル』を利用して、ネチケットの学習を行った。主に以下の三つのことについて学習した。
(1)携帯電話を使う際の主なルールやマナー
(2)インターネット上では、匿名で自由に発言できることの危険性
(3)顔が見えないインターネット上で相手を思いやることの大切さ

 3年生はまだまだインターネットを自分で利用する児童は少ない。しかし、「メール」や「SNS」という言葉は大半の児童が聞いたことがあり、興味をもっていることが分かった。今回まんがやクイズ形式でネチケットについて学ぶことで、3年生でも分かりやすくインターネットの利点と問題点を理解することができた。

〈児童の感想〉
・インターネットは便利で楽しそうだけど、使い方に気を付けないと大変なことになるので、ちょっとこわいなと思いました。
・顔が見えないからと言って、何でも書いていいわけじゃないことが分かりました。
・携帯電話は周りの人の迷惑にならないように、マナーを守って使わなければいけないと思いました。

 今は早い時期から携帯電話やパソコンを利用する子供が多い。今後インターネットでのトラブルに巻き込まれないためにも、学年に合わせたネチケットの学習がとても大切だと感じた。

【あま市立伊福小学校】 スマホ・ケータイ安全教室

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 5月23日(火)6年生を対象に、スマホ・ケータイ安全教室を行いました。講師には、NTTドコモの方々に来ていただきました。スマホ・ケータイによる事件やトラブルに巻き込まれないように、楽しく使うために、正しい使い方を学習しました。
 学習後、次のような児童の感想が寄せられました。「メールは短い言葉なので、相手が勘違いすることがある。気をつけて送信したい。」「スマホを持つようになったら、相手の本当の姿は見えないので、すべてを信じないこと、個人情報は載せない、使いすぎに注意するなど頭に入れて使いたいです。」
 児童らは今後トラブルに巻き込まれないよう、自分のこととして真剣に話を聞いていました。今後も情報モラルについて意識を高めていきたいと思います。

【一宮市立末広小学校】 知らない間の出来事

 「知らない間の出来事」(わたしたちの道徳)を利用しました。みかが転校生のあゆみのことで何げなく友達に送ったメールによって、あゆみを傷つけることになってしまったという内容の題材で、情報モラルの観点から、信頼・友情について学習しました。メールの手軽さや便利さに隠れた陰の部分について学び、あゆみとみかのそれぞれの立場の気持ちを役割演技して考えさせることで、自分たちがどのように情報発信すればよいかを話し合いました。
 この授業を通して、子供たちは、「勝手な思い込みでメールを送ってしまうと、知らないところで人を傷つけてしまうので気をつけたい。」「これからは、メールを送る前に内容をよく確認したい。」「メールに限らず、相手の立場を考えた言動に心がけたい。」などという感想をもつことができました。

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【豊田市立佐切小学校】 ICT支援員と連携した情報モラル学習の推進

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 佐切小学校では、より一層の情報教育の充実を図るために、今年度よりICT支援員と連携した学習活動を展開しています。
 5月1日には、5・6年生を対象に、「メール、SNSの正しい使い方」についての情報モラル学習を行いました。その際には、ICT支援員の協力を得ながら、メールを使用する場合に気をつけなければいけないこと、SNSでやってはいけないことなど、知識として最低限知っておくべきことをクイズ形式で学習しました。まだメール、SNSを頻繁に使うこともなく、人事のように思っていた児童が多かったのですが、メール、SNSは便利ではあるけれども怖さもあるということの両面を知ることができました。この学習をとおして、メールは顔を見て会話しないからこそ、相手の立場に立って言葉を選ぶことが重要であることや、安易に個人情報を流すことの危険性などを学びました。
 今後も、ICT支援員との連携を図りながら、情報モラル学習の推進に努めていきます。

【岩倉市立南部中学校】 ピアサポート活動・支えたり励ましたりする仲間を作る取組

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 ピアサポートとは、生徒自身が仲間同士で支え合ったり、励まし合ったりすることです。そんな仲間づくりのための取組の一つとして、本校では、毎週月曜日の帰りの会で「ピアサポートの時間」を設けて、人間関係形成能力を高めるためのエクササイズを行っています。
 また、5月24日には、愛知教育大学と大同大学の非常勤講師で、スクールカウンセラーとしても活躍されている殿木道子先生に来校していただき、ピアサポート講演会を開催しました。講演では、相手の話を聞くときは「あ…相手を見て い…いっしょうけんめいに う…うなずきながら え…笑顔で お…おしまいまで聴く」の「あいうえお」を意識する、という話を聞きました。そして、自分も相手も尊重しながら、率直に自分の気持ちを表現するコミュニケーション方法も学びました。
 今後も、生徒同士で支え合える人間関係の構築を目指して、ピアサポート活動に取り組んでいきたいと思います。