【豊田市立中山小】あいさつ運動いつもよりも元気なあいさつが、多く聞こえてきます。生活委員会が中心となって、“気持ちのよいあいさつがひびく中山小学校”を目指して、毎週月、水、金曜日にあいさつ運動をしています。特に今年度は、元気にあいさつができた通学班や人を紹介することにして、あいさつコーナーを設置し、素敵なあいさつができた人や通学班を生活委員が写真で紹介することにしました。登校し、教室に入ってくるなり「先生、ぼく写真、撮られたよ」と話してきます。「それはね、あいさつが上手だからなんだよ」と伝えると、とてもうれしそうな笑顔になりました。 夏休み明けからは、“目をみて明るいあいさつをしよう”とスローガンを掲げ、あいさつ運動に取り組んでいます。 【幸田町立中央小】学校公開日に親子でエンカウンター
本校では、毎週月曜日の朝に、毎月一度の割合でエンカウンターを行っています。定期的にエンカウンターに取り組むことで、子どもたちの自己効力感の向上や円滑な人間関係の構築を支援していくことをねらいとしています。
9月の学校公開日には、エンカウンターの様子を公開しました。保護者の方がみえるので、親子でできるエクササイズを選び、親子で一緒に行う学年も多くありました。1年生は、「親子であいさつ」を行い、子どもが言った「おはよう」に対して家の方から、「無言」「小さい声で」「大きい声で」「大きい声でえがおで」、という4パターンで返事を返してもらいました。教室内にあいさつがあふれ、みんながだんだん笑顔になっていきました。振り返りに「えがおのあいさつは、こころがすっきりして、うれしかった。おうちでもやってみたい」と書く子がいて、気持ちがよくなるあいさつを実感することができたようです。また、4年生は「親子一緒に この指とまれ」を行い、好きな者同士でグループを作り、好きな理由を発表し合いました。子ども同士、また親子間の相手理解を深めることができました。他の学年も、保護者の方と一緒にエクササイズを行うことで、家の方との関わり方について考えたり、身近な人を理解する手助けができたりしたようです。 今回のエンカウンターの公開で、学校での取組を保護者の方に理解していただくことができました。今後も、楽しく、子どものためになるエクササイズを選んでエンカウンターを続け、子どもたちの心の教育を充実させていきたいと思います。 【安城市立高棚小】 おやじクラブ プレゼンツ 「逃走中」
高棚小学校には、お父さんたちの有志が集まった「おやじクラブ」があります。学校活動の支援をしたり、楽しい企画を考えたりして、子どもたちと交流しています。
9月24日は、土曜日が出校日になっていたこともあり、たくさんのお父さんたちが参加して、3年生50人を対象にレクリエーション活動を行ってくださいました。 テレビ番組でも大人気の「逃走中」をアレンジした「鬼ごっこ」で、お父さんたちがハンターにふんして、子どもたちを追いかけるものです。途中ハンターが増えたり、捕まった子どもたちを解放するためのミッションがあったりと、大盛り上がりでした。汗びっしょりになって逃げ回り、最後には、全員が逃げ切った形で子どもたちも大満足で逃走賞を頂きました。 活動終了後には、ハンターをしてくださったお父さんたちが紹介されました。子どもたちは、いつもとちょっと違うお父さんの姿に、とても喜んでいました。活動後には、「楽しかった」「また、やってほしい」と素直な感想がたくさん聞かれました。 高棚小学校区は、地域の人たちとの関わりが深く、周りの大人の人たちに温かく見守られている恵まれた環境です。豊かに育まれていく子どもたちの心の成長を、支えてくださっている方々への感謝の気持ちをもつことで、また次の世代へつながっていくことと思います。 【知立市立知立中】インターネット上でのやりとりで気をつけること授業に先立ち、インターネットの利用に関するアンケートを行ったところ、9割の生徒が家庭でインターネットを利用していることが分かりました。端末は、スマートフォン、ゲーム機、パソコン、タブレットが多く使用されています。利用目的は、動画を見たり、ゲームをしたりすることが最も多く、6割の生徒がSNSや無料通話アプリを利用しています。そして3割の生徒が、インターネット上のトラブルを経験していると回答しました。 授業では、動画教材「ひとりよがりの使い方にならないように」を視聴しました。動画の内容は、「インターネット上のやりとりで、友達の書き込みにすぐに返信をしなかったことから誤解を受け、その友達から無視されるようになってしまった」というものです。次に「トラブルの原因は何か」、「どのようにしたらそれを防ぐことができたか」について議論しました。トラブルの原因としては、「3分以内に返信しないといけないという無理なルールを作ったこと」、「すぐに返信できない事情があるかもしれないのに、それを考えずに怒ってしまったこと」、「それぞれの家庭でスマートフォンを使うときのルールがあることを伝え合っておかなかったこと」などの意見が生徒から出されました。登場人物の気持ちについて理解できる点を生徒に尋ねると、「自分も返信が来なかったとき、無視をされたと思って悲しくなったことがあったので、いらいらしてしまったことが理解できる」や「返信したくてもできないときがあるので、誤解を受けた子のつらい気持ちがわかる」という声が聞かれました。そして、トラブルを防ぐ手段として「返信がすぐに来なくても怒らない」、「返信できなかった理由をきちんと聞く」、「メールではなく、きちんと話して確認をする」、「無理なルールを作らない」などの意見が出されました。このようなやりとりから、多くの生徒が、インターネット上のコミュニケーションでは、相手の状況を考えることや、大切なことは直接話して確認することが大切だということを確認し合えたと思います。実際にインターネットでコミュニケーションを取る上でも、十分にそのことを意識してほしいと思います。そのために、今後も情報モラルの授業を継続的に行っていきたいと考えています。 【豊橋市立南部中】南部清掃隊 〜地域の環境を守り隊プロジェクト〜3年生のボランティア生徒は、校区自治会や、『なまず池を守る会』の方々と協力して、なまず池と小松神社の清掃を行います。さらに、この活動は、『持続可能な社会づくりの担い手をはぐくむ教育(ESD)』の一つとして、集めた落ち葉を学校に持ち帰って堆肥づくりをし、その堆肥で育てた花ポットを、いつもお世話になっている『子ども110番の家』に届ける活動につながっています。2年生は、運動場と校舎周辺の側溝の清掃を行い、1年生は、主に校内の、日頃の清掃活動ではなかなかできない箇所の清掃を担当します。 活動を終えた生徒たちからは、「みんなで協力することで、なまず池がきれいになったことはもちろん、地域に貢献できたことがうれしい」といった声や、「とてもたくさんの土や泥、落ち葉があって大変でしたが、みんなで力を合わせて精いっぱい掃除しました。学校の周りがとてもきれいになり、うれしくなりました」など、充足感に満ちた感想が聞かれます。このような、南部中学校生徒会が、長年にわたって受け継ぎ取り組んできた『南部清掃隊』活動が、地域の環境美化と環境保全に貢献していると認められ、昨年5月、一般社団法人日本善行会から、善行表彰を受賞しました。 【扶桑町立柏森小】 情報モラル「確かめなかったせいで」<ねらい> 話合いを通して、発信した情報が多くの人に影響を及ぼすことや発信した情報には責任が伴うことなどに気付く。 <授業の流れ> (1)教材のアニメーションを見る。 (2)予想される問題点を考える。 (3)情報の広がり方と及ぼす影響について話し合う。 (4)まとめのアニメーションを見た後、気を付けることを発表する。 <感想> ・あやふやな情報を自分で流さないようにしたい。 ・情報が合っているのかきちんと確かめるようにする。 ・実際に疑似体験をして、情報がどんどん広がっていく様子がよく分かった。 今後は、講師を招いて、5、6年を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」の講演を行う予定である。子どもたちが安全に安心してスマートフォンや携帯電話を活用することができるように実践を行っていく。 【尾張旭市立渋川小】情報モラル本校は、毎年5、6年生を対象に情報モラル講座を開催しています。本年度は、5月20日に携帯電話会社より講師を招いて、携帯電話の使い方やマナーについての講演会を行いました。ワンクリック詐欺の危険性や対処の方法、無料ゲームにはアイテム購入や次のステージに進むために課金されることがあること、インターネットは世界中に情報が流出してしまうことなどの話を、キャラクターのアニメーションやクイズを通して、分かりやすく説明していただきました。児童はクイズに積極的に参加し、講師の話を真剣に聞いて学習していました。 児童からは、「アニメーションが分かりやすく、無断で写真を撮ってはいけないことが理解できました」「勝手にメールアドレスなどの個人情報を教えていけないことが分かりました」などの感想があり、携帯電話やインターネットを正しく利用しようとする意識や態度を育てることができました。来年度は、保護者にも参加していただき、新しい情報をお伝えし、情報を共有したいと思います。 また例年、保護者向けの「夏休みのくらし」では、「インタ−ネットの利用、携帯電話の使用についても十分な御配慮をお願いします」と明記し、保護者への協力を依頼しています。 今後も各教科や総合的な学習で情報モラル教育を進め、情報社会をたくましく生き抜く児童を育成していきます。 【愛西市立立田中】 こころの教育講演会「いのちの授業」では、女性がいかにして命を育んでいくのかという身体の仕組みを学び、乳幼児とその母親と触れ合うことで、命の温(ぬく)もり、母親の愛情を知り、生徒一人一人が望まれたいのちであるということを実感する機会となりました。 また7月に行われた「こころの教育講演会」では、『こころ響かせて』という演題で、全校生徒でゴスペルを歌うことに挑戦をしました。講師の指導の下、初めは恥ずかしがって小さな歌声だったものが、引き込まれるようにどんどんとすばらしい歌声になり、笑顔のハーモニーを創り上げていた姿が印象的でした。 生徒の感想にも「今日のゴスペルは初めてだったけど楽しかった。初めて歌う曲で、しかもゴスペルで最初は戸惑ってしまったけど、歌っていくうちに少し自信がもてて、最初より歌えるようになりました。自分の気持ちを出して歌うことは、とても楽しかったです。また『こころ』についての先生からのお話も、とても心に残りました。自分の心を開ける相手がいることは、幸せなんじゃないのかなと思いました。一人で悩みを抱え込まずに、誰かに相談した方が楽なんじゃないかと考えることができました」とあり、この講演を通し、自己肯定感が高まるとともに、人と関わって生きていくことの重要性を知るきっかけとなりました。本校では、これからも、このような「こころ」を育てる取組を続けていきたいと思います。 【田原市立神戸小】祖父母とふれあう七夕会
本校では毎年、七夕の時期に1、2年生と祖父母がふれあう「七夕会」を行っています。初めに、短冊に願い事を書いたり笹(ささ)飾りを作ったりしました。短冊には、「サッカー選手になれますように」「忍者になれますように」など低学年らしい願い事が書かれていました。
笹飾り作りでは、細かなはさみの作業は低学年にとって大変でしたが、おじいさんやおばあさんに教えてもらって作り上げることができました。やっとできあがった笹飾りをうれしそうに祖父母と見つめる姿はとてもほほえましかったです。早速、笹に飾り付けると、竹がしなるほどにぎやかになりました。その次に、2年生が「七夕」のお話を発表し、みんなで「たなばたさま」を歌いました。子どもたちからは、「おじいさんやおばあさんと一緒に笹飾り作りができて、うれしかった」、祖父母のみなさんからは、「楽しい時間をありがとう」という言葉がありました。最後は、お供え物のスイカを一緒に食べました。 この行事を通して、昔から伝わる文化に触れるとともに、祖父母との触れ合いを深めることができました。 【西尾市立米津小】あいさつで朝から元気〜全校あいさつ運動〜校門に立った低学年の子が「おはようございます」と言うと、登校してきた高学年の子が大きな声で「おはようございます」と返します。低学年の子たちの声も日に日に大きくなっていきました。6年生と1年生のペアが校門に立った日では、6年生が進んで1年生を誘って一緒にあいさつする姿もありました。1年生も6年生につられるように大きな声であいさつできました。 あいさつ運動後の教室では、仲良く友達と話す姿や楽しく遊ぶ姿が数多く見られました。廊下をすれ違うときも大きな声であいさつできました。 この活動を通して、長期休業明けの重たい教室の雰囲気を軽くすることができました。今後も、子どもたちの実態に合わせてあいさつ運動を行っていきます。 【瀬戸市立古瀬戸小】 そんなつもりじゃなかったのにしかし、6年生では文章を作成する力や読み取る力が乏しく、メールやラインで相手の気持ちを考えずに思ったことをそのまま書いてしまい、人間関係がうまくいかなくなってしまう例も多いため、情報モラルに関する授業実践を行った。 (1)授業の目当て 限定されたメンバーでのグループトークであっても、完全に閉鎖された空間ではないことから、軽い気持ちで書いた悪口が思わぬ影響を及ぼすこと、投稿した写真が悪用されることを知り、慎重に投稿する必要があることを理解する。 (2)授業の流れ 携帯電話やスマートフォンなどの所持の質問から、インターネットトラブルについての質問をした後に、コンピュータルームのパソコンでネットモラル教材「そんなつもりじゃなかったのに…」のアニメーションを視聴した。その後、ネットでのいじめ(トラブル)を起こさないためにどうすればいいのかを考えた。 ネットトラブルが起きる原因を学級でまとめると大きく3つあった。1つ目は、「文字には気持ちがないから、絵文字があっても本心が読み取れないこと」、2つ目は、「たくさんの人が見ることがあること」、3つ目は、「気軽に書き込めるので、相手が傷ついているのかどうかわからないということ」であった。 今後は、被害者にも加害者にもならないために画面上に見えない相手のことを考えてコンピュータと接するようにしようというまとめをした。 【弥富市立十四山西部小】情報モラルを学ぶスマートフォンのアプリやオンラインゲームは、その中毒性が問題となっているものが少なくありません。そこで、「スマホ リアルストーリー」という映像教材を用いて、スマートフォンを利用する際の注意点について考えさせました。 「スマホ リアルストーリー」は、実際に起きた出来事を基に作成されており、子どもたち自身も「自分も気を付けていかなければいけない」という意識を持って学習することができました。 学んだことは、以下の点です。 ・スマートフォンのアプリやゲームには、お金を出してアイテムを買うことができるも のもある。 ・「あと1回だけなら…」という気持ちで何度も課金し、大変高額の支払が来ることもある。 ・「20歳以上ですか?」という確認に、「はい」と答えてしまうと、小学生が支払っ たとしても、取り消すことは難しい。 ・小学生の間でもこのような被害が年々増えてきている。 最後に、これからスマートフォンを持った時に、気を付けなければいけないことについて考えました。 <感想> ・スマートフォンのゲームには、楽しいだけではなく、怖い面もあると知りました。 ・スマートフォンを使うときは、ルールを決めて使っていきたいと思います。 ・欲しいと思っていたけど、もっと詳しく知ってからにしたいです。 正しく使えば、大変便利で、私たちの生活を豊かにしてくれる道具となります。関わり方を考えて、適切に扱っていけるようになってほしいと思います。 【豊橋市立賀茂小】 やさしさのおすそ分け「ぼくが低学年のとき、お兄さんお姉さんからもらった優しさや心遣いをお返しをしたい」「私が大きくなったら、やり方を1年生に優しく教えてあげたい」など、子どもたちは、人の優しさ、頼もしさや温かさに触れ、様々な思いや理想を持ちました。今まで続けられ、これからもずっと続いていく心のつながりを、これからも大切にしていきたいと思います。 【岡崎市立六ツ美北部小】福祉実践体験「車椅子体験」では、体育の授業で使うマット(厚さ7cm)の段差を通る際、車椅子に乗っている児童は、体が浮き、後ろにひっくり返りそうになります。大変不安な表情を見せます。また、介助している児童は腕に力を入れ、車椅子を押し上げることに苦労をしていました。そして、マットとマットの隙間を移動する仕方や、段差を下りる方法などでは、講師の方から車椅子の扱い方を聞き、こつをつかんで介助ができるようになりました。 「高齢者疑似体験」では、重りの入ったベストを着て、視界が悪くなる眼鏡をかけ、階段の上り下りをしました。思うように歩けず、「おじいちゃんやおばあちゃんが『つらい』と言う意味が少し分かったような気がする」と、つぶやきも聞かれました。 「点字体験」では、テキストを見ながら、点字器を使って文章を書きました。視覚障がい者の方が、6か所の凸の位置や数で、文字が読み取れることに驚いていました。 体験後のまとめのプリントには、「障がい者の方だけでなく、町で困っている人を見つけたら声を掛け、手助けできるようになりたい」という温かい言葉が書かれていました。この体験を高齢者や障がい者の立場を理解するよい機会とし、今後の生活に生かしてほしいと思います。 【蒲郡市立塩津中】スマホトラブル時代の生き方・守り方はじめに、インターネットの利用に関するアンケートを行ったところ、家庭でインターネットを使用したことがある児童は、27名中26名であった。パソコンや携帯電話、スマートフォン、ゲーム機、音楽プレイヤー、タブレット端末などでインターネットが利用されていた。 次に、教材動画を視聴した。動画は、「ウソの書き込みをする」という軽はずみな行動により、少年の所属する野球チームのホームページが炎上し、書き込みをした少年が特定されるとともに批判等をされ、周囲に大きな影響を及ぼすという内容である。その後、少年の行動がなぜ大きな問題に発展したかを考えさせ、解決策を探った。児童の感想には、「インターネットは世界中に公開されて怖い」「一度広がってしまえば消すことはできないから、よく考えて書き込みをしないといけない」などがあった。 【長久手市立長久手小】SNSへの書き込みの影響
本校では、6年生の児童に、「SNSへの書き込みの影響」と題し、情報モラル教育を行った。活動のねらいは、「不適切な書き込みの問題点と影響を考えさせることを通して、インターネット上に情報を発信する際の責任を理解させ、インターネットを適切に利用しようとする態度を身につけさせる」である。
はじめに、インターネットの利用に関するアンケートを行ったところ、家庭でインターネットを使用したことがある児童は、27名中26名であった。パソコンや携帯電話、スマートフォン、ゲーム機、音楽プレイヤー、タブレット端末などでインターネットが利用されていた。 次に、教材動画を視聴した。動画は、「ウソの書き込みをする」という軽はずみな行動により、少年の所属する野球チームのホームページが炎上し、書き込みをした少年が特定されるとともに批判等をされ、周囲に大きな影響を及ぼすという内容である。その後、少年の行動がなぜ大きな問題に発展したかを考えさせ、解決策を探った。児童の感想には、「インターネットは世界中に公開されて怖い」「一度広がってしまえば消すことはできないから、よく考えて書き込みをしないといけない」などがあった。 【設楽町立津具中】 睡眠の学習とタイアップした取り組み2回目(7月)は、保護者を対象に睡眠健康指導士をお招きし、「中学生の睡眠と生活リズム〜心と体を大切に 朝からスカッと〜」と題し、質のよい睡眠を取るための方法をお話しいただきました。睡眠のメカニズムや子どもの睡眠に関する課題について話を聞く中で、テレビ、ゲーム、スマホなどの長時間利用は睡眠に悪影響を及ぼすことを学びました。そして、子どもにとって質のよい睡眠を取るために家庭での過ごし方をどう改善していくのか、話合いをしました。 3回目(7月)は、夏休みの情報機器の使い方について全校生徒で話し合いました。これまで学習したことを振り返り、「宿題をやるときに情報機器の電源を切ったり、預けたりして集中して取り組み、早く寝られるようにしたい」「遅い時間に、情報機器を使わないように気を付けたい」といった意見が出ました。そして、『学習のときや、遅い時刻には、電源を切り、使わない』というルールを決め、取り組んでいくことにしました。 【稲沢市立小正小】児童学校保健委員会 〜ストレスについて〜その後で、スクールカウンセラーの先生から「ストレスはどうして起きるのか」や「ストレスの解消法」についてお話を聞きました。「ストレスとは、身の危険を感じたときに身体を守ろうとする反応で、長く続くと体調を崩してしまうこともあり、ストレスを感じたときにそれをうまく解消する方法を知っておくことが大切だ」と教えていただきました。最後に、「腹式呼吸を取り入れた気持ちを落ち着かせる方法」を参加者全員で実践しました。 本年度から保護者の方にも参加していただき、「リラックスする方法を知るのはよかった」「親子共々うまくストレスを逃がして、平和な日々を送れるようにしたい」というような御意見を頂きました。 学習面や友達関係などに関する不安や悩みに、多くの子どもたちが直面しています。ストレスについて、親子で話題にできる機会をもつことができました。 【東浦町立緒川小】情報モラル教育校内研修を実施しました
愛知県総合教育センターにおいて実施された「情報モラル指導者養成講座」を受講した教諭を講師として、「情報モラル教育」についての校内研修を行いました。
まず、愛知県総合教育センターによってまとめられた「平成27年度 児童生徒の情報機器利用の実態調査」を用いて、「小学校高学年の携帯電話・スマートフォンの所有経験者の割合」「フィルタリングの設定状況」「コミュニティサイトに自分や友人などの氏名等の掲載経験」についての最新情報を共有し、情報モラルの指導が喫緊の教育課題であることを確認しました。 次に、全教員で児童に指導すべき情報モラルの内容を確認しました。大きくは「人格形成のための指導」「日常のモラルの指導」「情報技術の特性を踏まえたモラル指導」「法律の理解についての指導」の4点があること、この中でも「情報技術の特性を踏まえたモラル指導」については「ネットに個人情報を記載しないこと」「ネットの書き込み、掲載画像は永久に残るおそれがあること」「現実社会でしてはいけないことは、ネット上でもしてはいけないこと」「ネットで知り合った人とは絶対に会わないこと」「ネット依存に陥らないこと」などを指導しなければならないことを情報共有しました。 これらの活動の後に、4つのグループに分かれて、インターネット等により発生した4つの実例に基づいて問題点や対策を話し合いました。話し合った内容については、グループごとにB紙に付箋紙等を用いて整理し、要点をまとめました。そして、ポスターセッションを行い、更に考えを深め合いました。ポスターセッション後には、講師から指導に役立つ資料と教材を全教員に伝達してもらいました。 今回、研修した内容を踏まえて、2学期以降、各学級・学年においてさ、様々な機会を捉えて情報モラルを指導していきます。 また、今回の研修の様子については、学校ホームページでも紹介しました。ホームページを閲覧した保護者から「家庭で教えるのが難しい情報モラルを学校で教育していただき有り難い」との声が寄せられました。 【春日井市東高森台小学校】縦割り班で取り組む運動会2学期には、縦割り班が、紅白に分かれて運動会を行います。応援団長を中心に各班長が班員をまとめながら応援をしたり、全校種目「大玉送り」や音楽遊戯「春日井よいとこ」に取り組みます。練習の段階から、高学年が班員の先頭に立って声をかけ、元気に活動している姿を見ている低学年の児童にとっては、活動に対する姿勢を学習する機会となり、次年度の活動に役立っています。 控え席が班ごとなので、周りの仲間から、頑張ったことを褒められたり、できなかったことを励まされたりすることを経験することができます。また、地域の方の指導による親子での音楽遊戯もあり、校区のお年寄り・親子・保護者同士の触れ合いの場となっています。 縦割り班による運動会では、学年の枠を超えての「協力・団結・励まし」が、子どもたちの心の結びつきを深め、校区の人々との触れ合いが、優しさや思いやりを育てることにつながっています。このような取組の積み重ねが、心の教育の推進に大きな役割を果たしています。 |